たまには体を動かさなきゃ! ってことで、近くの公営温水プールで泳いでいます。
4月に12,000円分のプリペイドカードを買い、残額は2,000円。利用1回につき500円なので、10か月で20回通っていることになります。均すと月に2回。
長く通っているから「かっこよくクロールで50mプールを何度か往復しています」と書きたいところですけど、現実はそんなに泳げません。第一25mプールだし。休憩なしで一度に泳げた最高記録は200m。なかなか1kmとか泳げないよなぁ。目指しているんだけど!
クロールで、長く泳ぐためには、
- 息が苦しくなるほど頑張らないこと
- 水の抵抗を少なくすること
- 余計な体の力を抜くこと
が重要だと思います。ホントは習うのが良いのでしょうが、なにせ習うの苦手なので、本を読んで独学です。課題に対する僕のアプローチは以下の通り。
1.息が苦しくなるほど頑張らない
苦しくならないようゆっくり泳ぐことと、息継ぎがコツじゃないかな。
スイミングで教えられるのは、腕を4回回す間に1回呼吸。呼吸回数(息継ぎ)は少ないほうが抵抗は小さくなります。でもそこまで息が続かないので、腕を2回回す間に1回呼吸しています。とはいえ、普通に腕を回すと、水中で十分に息を吐ききれないので、回転数を遅くし、その間に水中で息を吐ききる様に努力しています。
2.水の抵抗を少なくすること
僕の場合前を泳ぐ人や壁との衝突が怖くて、水中で視線が前を向いていました。こうすると頭が起きているので、抵抗が大きく疲れる要因でした。視線は下を向けたまま、息継ぎの時は真横を向くことで、かなり抵抗が減らせました。
3.余計な体の力を抜くこと
2.ともつながりますが、脱力してリラックスして泳がないと抵抗が大きくなります。「わかっちゃいるんだけど、なかなか余計な力が抜けない!」最大の課題です。
対策として、最初頑張って泳いで「くたびれた」タイミングで、と浮き輪に乗って流水プールで2周ほどプカプカ流されることにしています。これで身体から余計な力が抜けるんです。
流されてからすぐにクロールで泳いでみると、最初と進み方も疲れ具合も全く違う泳ぎができるのです。大げさに言うと、「身体が水に溶けこんているような感覚がする」ほど。この泳ぎ方でずっと泳げたら、効率よく長く泳げるんだろうな・・・
でも現状では、この水への親和効果は25mかせいぜい50mしか続かないのです。
昔、国体出場レベルの選手の泳ぎを見る機会がありました。その泳ぎは本当に水鳥が水面をスーッと滑っていくようで、なぜ「ひとかきひとけりで何故そんなに前に進んでいるの?」って感じ。あれは猛練習で、水の抵抗を最小限に抑え、余計な体の力を抜く泳ぎが最初からできているからじゃないかな と思います。
てなことで、手軽なトレーニングとして(ランニングとか嫌いだから)、精進していきたいと思いまーす。
クロールでゆっくり長く泳ぎたいのであれば、ゆっくり長く泳ぎたい! 超基本編―ゼロからの快適スイミング のような本を参考に独学することがおススメです。
大人向けの水泳講座の場合は、どのように教えてくれるのか分かりませんが、スイミングや小中学校では、「早く泳ぐ泳ぎ方」で指導されているように思います。ゆっくり泳ぐなら少し泳ぎ方を変えることが必要ではないかと思います。

元河川技術者、現在は里山保全の仕事をしているおっさんです。西尾市在住の本好き歴史オタク。