今日から平成29年度分確定申告受付でーす。

確定申告期間は、毎年2月16日~3月15日ですが、今年は初日にさっそく提出してきました。早めに申告すれば、問題なければ早めに還付されそうですから。

時間があると、こういう事務処理もサクサクやれるので良いです。もっとも、僕はこういう書類の処理はけっこう好きなんですが(笑)。たいてい還元があるので、割のいいバイト感覚です。

こういう事務仕事を片付ける時のコツは、必要な書類(源泉徴収票や証券会社の特定口座年間取引報告書、社会保険や地震保険の領収書など、申告に添付が必要な書類をすべて揃え、書店で確定申告の参考書を一冊買ってから、取り掛かることです。

「あれが無い、これが無い、どの数字をどこに書くのかわからない」ってやっていると、すぐに処理する気が無くなっちゃいますから。

後は、国税庁の確定申告書等作成コーナーを利用すると便利です。(ネット接続できるパソコンが必要)

数字を入れていくと、勝手に計算していってくれますし、ヘルプもついているので、分からんところがあったら参照して記入していけます。役所文書としては比較的分かりやすく書いてあると思います(笑)。

僕の場合、今年はサラリーマンとして働いていないので会社が年末控除をしてくれず、確定拠出年金や地震保険、ふるさと納税の控除を行うため、確定申告が必須でした。ま、そもそも株式の一般口座(昔購入した海外株式)を持っているので、取引があれば確定申告はしていたんですけど。

確定申告をやっていくうちに気が付いた点

・ふるさと納税

これ、「納税」って言う名称なんですけど、正確にはどこかの地方自治体に「寄付」したことになるんですね。だから「寄付控除」の控除枠になるんだな。最初、どこに記入すればいいのか分からず迷いました。

・外国税額控除

海外株式を持っている場合、配当益には当該国で課税され、その上に日本国内でも課税されます。これでは二重に税金を取られ可哀想なので、確定申告することで当該国で課税された分は還元してくれます。(申告しないと還元されない)

しかし、トータルでいくら還元されるべきか、自分で計算しなきゃいけない。

僕はこれまで、配当報告書を1年分印刷し、それを集計して「当該国で課税された総額」の円換算額を算出する一覧表を作成し「□□円還元してくだせぇ」と「外国税額控除」を行ってきました。

が、各証券会社からもらう「特定口座年間取引報告書」にすべて記入されていました。特定口座と一般口座は別集計だと思っていたのですが、配当はひとまとめにして出してくれるようです。だいぶ楽になりました。

 

僕の場合、平成29年は年末控除が行われていないため、10万円近く還元があるはずです。別に儲けたわけじゃなく、払いすぎてただけですけど、やっぱりうれしい。

 

投稿者:

モト

元河川技術者、現在は里山保全の仕事をしているおっさんです。西尾市在住の本好き歴史オタク。

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