薪あり、近傍より来る、また悦ばしからずや

論語(自活編)にある言葉です?

猛暑も一段落して「ああ、そういえば台風でやられた庭木を片付けなくっちゃ」と思われるのが人の常なのか、最近「薪材あるんだけど、いる?」と言う声が良くかかります。 まあたいていは父上の伝手なんですけど。

で、軽トラックで取りに行くことが増えました。ま、こちらも僕はたいてい仕事に出かけますんで、父上のお仕事です(笑)。

でも今日は仕事もお休みだったので、薪割を頑張りましたよ。今日の成果は以下の通りです。

なんだこれだけかよ〜 と思ってはいけません。二列に積んでありますので、実量は見えている量の二倍なのれす。軽トラ一台山盛り。大人二人の半日仕事でございます。 薪ストーブに入る大きさにチェンソーで切断し、それを斧で割るのです。

薪ストーブで燃やせば、そりゃあヌクヌクと暖かいんです。でもこの作業も大量の汗をかきながらの作業なんで、ずいぶん温かくなりますよ〜。

そんなこんなで、これが努力の積み重ね。畑の一部が薪畑化してます・・

これ以外に、家の周りにもそれなりの量が積まれています。 うーん、すでに十年分くらい薪には困らないんじゃないすかね? せっかく割ったけど、燃やす前に腐っちゃうんじゃないか?

その上、今日の作業終了時点で、すでに軽トラに新たな薪候補生が載ってます。さらに軽トラ一台分、すでに引き取り予約が入っております(泣)。

出る時には集中して出るのですね。 でも一度断ったら、次は声かけてもらえないでしょうから、これはうれしい悲鳴ってところでしょうか。この場合の「悦ばしからずや」は、少し反語の意味も含んでます。

まあ薪がたまると嬉しいのも確かです。 薪ストーブの燃料が主なんですけど、我が家はオール電化なので、災害時の燃料備蓄としての意味も。

実は大規模地震って寒い季節に来ることも多いんですよ。日本で1995年兵庫県南部地震以降の震度7を記録した地震は6個あります。列挙してみると・・・

兵庫県南部地震(1995.1)新潟県中越地震(2004.10)東北地方太平洋沖地震(2011.3)熊本地震(2016.4ー2回)北海道胆振東部地震(2018.9)

他の「震度7相当」については、wikiで調べておくれ。(震度7が制度化されたのは、割と最近なので)

もちろん例外も多いんだけど(いつ起こっても不思議はない)ざっと見た感じやっぱり「暖房があってもいい季節」の発生件数が多いように思いますね。

まあ暑い季節であっても、火事を出さなければ照明や煮炊き、心理的な安心感からも、火を焚くことはあるでしょう。 いや、どんだけ備蓄必要なんだよ。

 

 

投稿者:

モト

元河川技術者、現在は里山保全の仕事をしているおっさんです。西尾市在住の本好き歴史オタク。

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