【主張】首里城炎上 沖縄に心寄せ再建しよう
文化財の火災が後を絶たない。沖縄県那覇市の首里城で正殿や北殿、南殿などの主要施設が全焼した。
焼失面積は、7棟計約4800平方メートルに及ぶ。沖縄のシンボルが暗闇に赤く燃える姿は痛々しかった。文化的のみならず精神的、経済的にも大きな損失であり、残念でならない。
琉球時代の独特の歴史と文化を今に伝える首里城は、文化的にも経済的にも貴重な日本の資産だ。・・・菅義偉官房長官は「再建に向けて政府として全力で取り組みたい」と述べた。沖縄のシンボル復活に向け、国民全体が心を寄せていきたい。
産経新聞
燃えちゃった首里城の再建。 首里城は琉球王国の象徴だし、国民全体が再建に心を寄せることには全面的に賛成なんだけど、それについてふと思ったこと。
(半ば終わっちゃったことなんだけど)「皇位継承に伴う式典」を簡素にして、その分浮いたお金を首里城の再建に回せないだろうかね? それこそ、国民全体が沖縄に心を寄せる象徴になったんじゃないかな? って。
皇室が倹約して民のことを思う については、こんな例があるですよ。
人家の竈(かまど)から炊煙が立ち上っていないことに気づいた(仁徳天皇は)3年間租税を免除した。その間は倹約のために宮殿の屋根の茅さえ葺き替えなかったという記紀の逸話(民のかまど)に見られるように仁徳天皇の治世は仁政として知られる。
wiki 仁徳天皇
別に宮殿の屋根の吹替えを延期しようとか厳しいことを言ってんじゃないです。皇位継承に伴う式典関係の予算って160億円余だそう。式典はやればいいと思うんだけど、この額ってあまりに法外じゃないかと。
皇位継承に伴う式典関係費 160億円余 前回比30%増
天皇陛下が即位を内外に宣言される「即位礼正殿(そくいれいせいでん)の儀」が22日、行われます。皇位継承に伴う式典関係費は、昨年度予算と今年度予算に計上された費用を合わせて160億円余りで、前回・平成への代替わりの際と比べておよそ30%増えています。内訳をみますと、▼外国の賓客の滞在関係費が50億円余りと最も多く、前回の5倍以上です。
NHKニュース
我が国の皇室は、わずか5代前の孝明天皇まで遡れば「尊皇攘夷」を真面目に唱えていた事実がございます(笑)。だから招いた夷狄※の輩の饗宴なぞ、塩むすびにみそ汁を出しておけば十分。寝所もホテルのスイートなど借りず、皇居にプレハブ立てて雑魚寝してもらえば50億円くらいすぐに節約できそう(笑) それを沖縄に回そう!
※中国人が古代に周辺の諸民族を卑しんで呼んだ名称。 攘夷の 夷 です。
というのはもちろん悪乗りだけど( 案外、ぜいたくに慣れたセレブの人たちなら楽しんでくれたかもだけど? 皇居なら警備は普段から完璧だろうし。)
贅沢すぎ、節約して他に予算を回したらいいのにね。この辺りの予算はアンタッチャブルっつーか、だれも審議しないしな。 でも、いろいろ金掛け過ぎじゃね?ってのはこの人も言ってる(と思う)。
私は、やはり内廷会計で行うべきだと思っています。ただそれをするためには相当な費用がかかりますが、大嘗祭自体は私は絶対にすべきものだと思います。
<秋篠宮さま会見詳報>大嘗祭の国費支出に疑問 「宗教色強い」
ただそのできる範囲で、言ってみれば身の丈に合った儀式にすれば、少なくとも皇室の行事と言っていますし、そういう形で行うのが、本来の姿ではないかと思いますし
どこかのしもべが、「身の丈にあった教育」と失言をしてましたが、本来は「身の丈に合った儀式」をやろうとか、 こうやって使うんですねえ。関係者がそういうんだから、質素にやって、その分の予算を国民に、特に沖縄の県民に寄り添える形で使うってのは、皇室の思いにもそうと思うんですがね。