県知事の担う決断の重さ。

2つのニュース記事を読んでください。愛知県知事と群馬県知事の、学校再開を巡る発言です。

新学期からの学校の再開をめぐって、愛知県の大村知事は、休校を延長した東京都や大阪府と、愛知県の感染状況は違うとして、県内では予定通り、再開する考えを重ねて示しました。

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、全国の多くの地域では、新学期から学校が再開される見通しですが、東京都や大阪府が、高校の休校を大型連休が終わる5月まで延長するなど、再開時期を遅らせる自治体も出ています。
これについて、愛知県の大村知事は、3日午前の記者会見で、「東京と大阪は、ここ最近感染が確認された人がぐっと増えているし、国の専門家会議からも『感染拡大警戒地域』として触れられているので、やむを得ない対応だ」と述べました。

愛知県 新学期予定通り学校再開

新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、山本一太群馬県知事は2日夜に臨時会見を開き、一斉休校中の県立学校の再開を従来方針の4月7、8日から大型連休明けの5月7日に延期することを明らかにした。入学式については感染防止策を徹底して当初の日程通り実施する。 山本知事は再開延期の理由として国内外で感染者が急増する現状に加え、マスクや消毒液など校内での感染防止に必要な資材が確保できていない状況を指摘。「学校に感染リスクがあるうちは再開を延ばしてほしいという声は多い」と理解を求めた。

《新型コロナ》県立学校再開は5月7日に延期 入学式は予定通り

事象はそう違わないのだろうけど、結論はまるで違いますね。

※4月6日追記。愛知県知事は、6日に 19日までの休校延長を表明しました。 以下の記載は5日以前の記事と言うことで了承ください(意味なくなりました) 。

愛知県が県立高校の休校延長方針 19日まで

 愛知県は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、7日から授業再開を予定していた県立高校を19日まで臨時休校とする方針を決めた。小中学校を所管する県内の各市町村にも同様の措置を取るよう要請する。大村秀章知事が近く表明する。

中日新聞

参考のため、両県の人口データ(感染数に関係しそうなもの)を数点挙げておきます。これだけを見ると、愛知県の方が三蜜による感染リスクは高くなりそうですけど。

感染が急拡している東京圏と大阪圏を別格とすれば、学校をいま再開するか、しないかって、行政の中で大きな課題になっているんだと思います。 双方にメリット・デメリットがあり、一概には決め難い課題です。が、知事は最終的にこれを決断しなければいけません。もちろんそれに伴って、児童・生徒・保護者・地域に大きな影響が生じます。

両県の置かれた立場は違うんでしょうけど、制度上、日本の画一化されたシステム内(指導要領)で、これだけ異なった運用がなされる事例って珍しいんじゃないでしょうか。

学校の再開時期の差異が感染にどう関わってくるのか、あるいはもっと広く地域に対してどういう影響が生じるのか・・・

事態が収まったら、各知事の決断の結末を誰か総括してくれないでしょうか。良かったこと、悪かったこと、そして結果としてどうであったか、それらは今後同様の事態が生じた時に有効な前例データとなることでしょう。

え、児童・生徒で実験すんじゃねーよ って?。いや、各県の知事に言うて。でもどうせやるなら、今後のために分析はしましょうよ。

投稿者:

モト

元河川技術者、現在は里山保全の仕事をしているおっさんです。西尾市在住の本好き歴史オタク。

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