最後の一人は誰?

自民党の総裁選(実質次の内閣総理大臣選び)がスタートしました。

僕は自民党員じゃないし、そもそも自民党支持者でもないので、関係はないです。さらに、すでに「出来レース」と化しているので、それそのものに興味はないんです。

が、不思議に思ったことが一つ。 自民党の総裁選に出馬するには、推薦人20人が必要です。が、石破さんのグループは19人しかいないんです。 

JIJI.comから借用

まあ、派閥のリーダーが「総裁になりたい」って言ったら、子分(派閥メンバー)は親分を担ぎ上げるでしょう。にしても1人足らんのです。派閥外から少なくとも1人、実名出しても支持する議員を集める必要があるんだけど・・・

今回の選挙はご覧のように、国会議員の趨勢はほぼ菅さんで決まりですし、立候補予定してた人たちも、「勝ち目なし」と次々と菅氏支持を表明してます。ほぼ出来レース。まあ、戦線半ばで首班が病死したので、戦隊の主要メンバーが引き継ぐってのはそれなりに筋が通ってます。それでも密室で決めるとマズイから、仕方なく選挙やるみたいな感じですから。

そのうえで素人考えですが、「菅氏支持」を決めた派閥のメンバーは、表立って石破氏の支持はしづらいでしょう。(そんな奴、信用できない。とりあえず親分の指示に従うのが派閥メンバーってものでは?)

無所属議員が推薦人になるにしても、出来レースの中で菅氏以外を支持するって、どういう心境なんだろう って思ったので。

無所属こそ、「勝ち馬に乗るのが常道」だと思うのですけど、その中で菅氏ではなく石破氏に賭けるって、よっぽどの策士かギャンブラーじゃないかと思うんですよね。ホントかしらんけど、石破さん議員内ではあんまり人徳無いとも聞きますし?

誰がそうなのか・・・は、まあどうでもいいんですが、政治家として何を狙って石破氏に賭けたのか、また、その人はどういう戦略を持っているのか、そのあたりを聞きたいなあって思いました。

追伸。推薦人リスト、もう出てました。

自民党総裁選 立候補3氏の推薦人は 9月8日14時6分

石破元幹事長の推薦人は、▼石破派が15人、▼菅官房長官の支持を決めた竹下派が1人、▼自主投票の谷垣グループが1人、▼無派閥が3人の20人です。

菅官房長官の推薦人は、▼細田派が5人、▼麻生派が3人、▼竹下派が4人、▼二階派が3人、▼石原派が1人、▼自主投票の谷垣グループが1人です。

岸田政務調査会長の推薦人は、▼岸田派が16人、▼自主投票の谷垣グループが4人です。

NHK

ふーん。菅さんと岸田さんところの推薦人はまあ妥当なんですけど、石破さんとこは「菅官房長官の支持を決めた竹下派から1人」「自主投票の谷垣グループから1人」「無派閥から3人」んで、石破派から残り15人です。→20-(1+1+3)=15

それなりに善戦しているようですね。にしても、菅官房長官の支持を決めた派閥から1人石破氏の推薦人になるって、勇気ありますねえ。先の記事によりますと、三原朝彦氏という方だそうです。

投稿者:

モト

元河川技術者、現在は里山保全の仕事をしているおっさんです。西尾市在住の本好き歴史オタク。

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