久々に、山登りをしました。 前回しっかりとした山に登ったのは、5年前の南アルプス・荒川三山・赤石岳縦走です。まあ、それにくらべればかわいいもんですけど。 登山靴も新調したんで、靴と僕の身体のリハビリがてら。
登った山は 愛知県東三河の「宇連山」です。「標高は低いけど、まるでアルプスのような稜線歩きが楽しめる・・・」そうで。
圧倒的な縦走登山!新城「宇連山」は愛知が誇るアルプスだ
「南尾根」から山頂を目指すルートは、宇連山へ登るハイカーに最も好まれる道として知られます。その理由は、途中の展望の良さと、所々現れる岩尾根!アップダウンと景色変化に富み、時折アルプスを彷彿とさせる大スケールの絶景を見せてくれる点が醍醐味です。
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なお、かつて荷物を背負って山登りのタイムを競う国体競技のルートだったという歴史もあり、別名で「国体尾根」という名称が付けられています。
アルプスをほうふつとさせる大スケールの絶景。いいじゃないですか。コロナの影響もあって、他県に出るのは少し抵抗もあるけれど、ここなら県内だね。
登山口が「愛知県民の森」というアプローチの良さ。いくつも周遊ルートが取れるし。 県民の森の施設で、下山後すぐにお風呂に入れるおまけつき(400円 11時〜15時まで)奥三河の山には登ったことないけど、行ってみましょ!と2日前に急遽決まった。事前予報だと台風が来てて大雨の予報だったからね。
コースは、一番人気があるという、駐車場〜南尾根〜西尾根〜宇連山〜滝尾根〜駐車場。
うまく写ってないんだけど、上の地形図で、時計回りに一周したのね。
登山口(南遊歩道登り口)8:10 標高140mくらいかな
地形図にこの道は出てないんだけどね・・・ 宇連山登山マップに出ているので、これを持っていくといいかも。 一応県民の森の看板には書いてあるんだけど、広すぎて分かりづらいので補足しておくと「Bキャンプ場12番ロッジの横」です。ロッジには大きく番号が書いてあるので、それを見ると分かりやすいです。 ちなみに県民の森は夜8時から朝7時まで閉門するそうなので、あんまり早く行ってもダメですよー。
稜線に出るため、いきなり急登。ハアハア。
で、稜線はこんな感じ。
アルプス・・・っぽいかなあ? まあ目に入る風景は思いっきり「森林」ですし、場所によっては下に「県民の森」の平場が見えてたりします・・・何より標高400mくらいなんで、まだクソ暑い。当たり前ですがアルプスっていう感じはしないなぁ。 なら冬に登れよ・・・。
ところどころ、周りの山脈が眺められます。 愛知県が「山がち」というイメージはあんまりないんですけど、奥三河ってかなーり山奥 なんです。低山だけどね。
こういう稜線(南尾根)を経て、頂上付近の稜線(西尾根)にたどり着きます。こちらは森林の中の登山道。左斜面の造林帯(国有林)と右斜面の自然林(県民の森敷地)の間に設けられた稜線防火帯が登山道になっています。 写真は帰りに撮影したので、左右が逆になっていますね。この辺りで10:30頃。
ザクザク登って、頂上に着きました。11:10です。低山だけど、高低差はそれなりにあるんでくたびれますねえ。
あんまり眺望は無いです。 持参したアルコールストーブでお湯を沸かし(装備の点検を兼ねて)、カップヌードルを食べたんだけど、暑すぎてあまり美味しくなかった・・・。冷たいビールかコーラが飲みたいよう。
後はひたすら下山。 県民の森宿泊施設(モリトピア愛知)に着いたのは13:10でした。お風呂に入って汗を流し、自販機で三ツ矢サイダーとポカリセットを買って一気飲み。
水は十分持ってたんですけど、生ぬる〜い上にゴムの匂いが気になるハイドレーションシステムなんで、積極的に水を飲みたくなくて(マズイから)・・・これは危険ですねえ。
登山におすすめのハイドレーション10選!長く使うための注意点や使い方も紹介
YAMA HACK
ハイドレーションは登山中に水分補給をするためのおすすめのアイテム。ザックを下ろさなくても水が飲めるのでとても便利です。ただ、洗うのが面倒だったり、ゴムの臭いが気になるというデメリットも。実は正しいお手入れをすれば、ゴムの臭いが気になって使えないなんてこともないんです。登山におすすめのハイドレーションと、長く使うための注意点、洗い方をまとめました。冬にハイドレーションを使いたいときの対策法もご紹介します。
うん、こいつは新調して、しっかりお手入れしたほうがよさそうですね。
5時間くらいの登山だったけど、身体すごく疲れた・・・普段肉体労働してるけど、使う筋肉が違うのか、そもそも「運動不足」なのかもしれない・・・もう少し精進しないといかんなあ。
※天気予報が外れて急遽晴れたのと、世間が四連休の直後の平日を狙ったこともあってか?登山中誰にも会いませんでした。静かでいいんだけど、一人ぐらいいてもいいじゃない・・・と しかし暑かったね。