こちらの物件は、やや用途指定になります。それは、「ホテルで読書をしたいとき」にオススメの宿。
普通のホテルだと、読書をしたい とか、書類を仕上げたい と思った時、部屋の明かりが暗いす! と思ったことはありませんか?
読書をするときは明るい照明が必要なのに対して、「くつろぎ」を求める場合、やや暗めの照明にするのが望ましいのです。そしてホテルの用途としては後者を求めるお客さんが圧倒的に多いですから、普通は部屋が暗くてもしょうがないのです。(デスクライトとかで調整可能なようになってるところが多いですけど)
でもこのホテルは「本を読むこと」に特化しているので、部屋の明るさは読書に必要なよう自分で調整できなうえで、読書灯もあり、さらに安楽椅子でゆっくりくつろいで本を読むことが可能なのです。
昼下がりの情事ならぬ、昼下がりの読書。名古屋の丸善で新刊書を買って、その足で15時チェックインして早速読み始めるのも、なかなかいいですよ〜。

読書を堪能するだけなら、普通のシングルルームで十分だと思いますが・・・
少し余裕があれば、ワンランク上の部屋(モデレートシングル)に泊まるのもおすすめです。 シングルとモデレートシングルの違いは、部屋にバルコニーが付いているかどうか なので、読書をするには関係ないのですが・・・
バルコニー付きの部屋はすべて東向きです。このホテルの東側は、道路を挟んで公園に面しており、気持ちの良い風景が広がっているのです。僕が泊まった12階のベランダからの眺めです。下はベットに座った目線からの眺め。


都会にぽっかり浮かぶオアシスかな・・・向こうのビルでは、サラリーピープルが働いているのに、こちとらホテルで景色を見ながら優雅に読書。気分いいですよ〜。
アクセスは、地下鉄伏見駅から徒歩3分です。良くも悪くもなし。
1Fはブックカフェになっています。「旅」と「ミステリー」を中心に3000冊ほど本がおいてあるそうです。まあ、それほど触手が動く本はなかったように思いますが・・・
ホテルで朝食を食べる場合は、ブックカフェでミニバーガーが頂けます。可愛いですし美味しいですが、オッサンには足りない・・・
野暮なオッサンは素泊まりにして、お隣のコンビニで買ったり、伏見駅あたりでカフェのモーニングとか吉野家で朝定食食べたほうが良いかもです。
夕食は、路麺えんそば がオススメ。 早い話が立喰いそば屋(椅子もあるけどよ)。その心は・・・安いしその割には十分うまい。乃木坂46の誰かのご実家が経営 だそうで、お客の年齢層が「立ち食いそば屋」ではなかったがね(笑)。
このホテルでは、ひたすら本を読むべし。
お風呂はシャワーだけで湯船はありません。大浴場もないので、そこはちと残念でした。

元河川技術者、現在は里山保全の仕事をしているおっさんです。西尾市在住の本好き歴史オタク。