自民党参院議員の山田太郎・文部科学兼復興政務官(56)は26日、政務官を辞任した。文春オンラインに20代女性との不倫関係を報じられたことを受け、山田氏が25日に提出していた辞表が受理された。
不倫報道で山田文科政務官が辞任 後任は自民・本田顕子氏
自民党の世耕参院幹事長は9日、京都府宇治市で記者団の取材に応じ、自身が所属する安倍派のパーティー収入からキックバックを受けながら、政治資金収支報告書に記載していなかった疑惑を受けて自身の進退について問われ「私自身は職責を全うしたい」と続投する意向を示した。
世耕氏は「私の所属する政策集団、そして私に関する政治団体のパーティー券に関する収支に関して疑念を持たれるような事態になったことは、まさに国民の政治不信を起こすことにつながるわけで、国民の皆さんに深くお詫びを申し上げたい」と陳謝した。
【速報】世耕氏が陳謝も参院幹事長続投の意向「職責を全うしたい」 1000万円超のキックバック不記載の疑いで「政治不信を深くお詫び」
別に与党筆頭派閥の有力議員が、不正資金をつくっていても、それ自体はあんまり驚きません。まあ有力政治家にのし上がるためには金も要るでしょうし、そういうこともあるでしょう。やってることは「想定の範囲内」です。☆ただ悪事を働いているので、ばれたら 「まな板の鯉」のように、きちんと責任を取ってしかるべきでしょう。
そこで納得いかないのは、「不倫」ならさっさと役職を辞めるのに、不正資金造りがばれても役職を辞めないという政治家の感覚です。
彼らを国民の代表として選んだ我々が悪いんですけど、そんな人物達を代表に持つ国民の不幸 ですね
不倫だって褒められた出来事ではありませんが、まあありふれた「大人の男女」のバカ話です。ニュースで痴話話とかどうでもいいこと聞きたくないです。大人なんだから、当事者と配偶者で問題片づけてくれ。俺ら巻き込むな。
「プライベートを充実(?)させたなら、その分きっちりオフィシャルな面で仕事してくれ!」 って思います。 政治できちんと成果出してくれれば、あとは個人の(家庭の)問題ですから、第三者の僕は文句言いません。まあしょうもない奴だな とは思うでしょうが、それと仕事の評価は別であるべきです。政治家に「倫理的な品行方正」なんて求めてないし、不倫は僕に迷惑が掛かるわけじゃないから。不倫自体は、まあどうでもいい問題です。
が、不正資金つくりは明白な法律違反です。そのうえ議員自らが言うように「国民の政治不信」に直接つながる由々しき問題です。
国民にとってどっちが罪として重いんでしょう? 明白だと思いますが。
ここでふと思い出したのが、次のような言葉です。
「進歩のない者は決して勝たない 負けて目覚める事が最上の道だ 日本は進歩という事を軽んじ過ぎた 私的な潔癖や徳義に拘って、本当の進歩を忘れてきた 敗れて目覚める、それ以外にどうして日本が救われるか 今目覚めずしていつ救われるか 俺達はその先導になるのだ。 日本の新生に先駆けて散る。まさに本望じゃあないか」
太平洋戦争末期、絶望的な戦艦大和の沖縄特攻時のセリフですが、現代の状況下においても考えさせられるものがあります。
私的な潔癖や徳義というのが「不倫の有無」であり、忘れた本当の進歩というのが、「政治資金規正法のザル穴塞ぎあるいはその厳密な運用」と言ったところでしょうか。 日本はあの時から変われていないのだなあ とか思っちゃったり。
ひろゆき氏は、・・・「政治家って、悪い事しないと偉く成れない仕組みでもあるの? 悪事で名のでない自民党の政治家は出世しない」と”皮肉”とみられる文言もまじえて、記した。
ひろゆき氏「悪事で名のでない自民党の政治家は出世しない」松野長官裏金疑惑に痛烈”皮肉”
まさにこれ、ですよね。
☆僕の政治家に対する期待度はかなり低くて、 政治家なら税金滞納で資産差し押さえってのも十分あり得るだろ と思っています。しかし、税理士が税金滞納の常習者で、4回も資産差し押さえになるのはダメだろ と思っています。 税理士は税金に関するProfessionだからです。彼の所業は、専門家(プロ)への信頼を失墜させる悪質な行為だと思いますが、税理士会としてはどうするんだろ? 果たして会に自浄作用はあるか?
国税庁が公表している「税理士法の規定に基づく税理士や税理士法人に対する懲戒処分に当たっての考え方」によると、処分対象となる「信用失墜行為の禁止」の規定に違反する行為として、「自己脱税」や「多額かつ反職業倫理的な自己申告漏れ」があり、ネット上でも、「4回」も税金の滞納を繰り返した神田氏の行為が《懲戒処分に当たるのではないか》との声も少なくない。
神田財務副大臣が税金滞納、差し押さえ4回の事実認める 税理士法の懲戒処分対象ではないのか
・社会公共的使命をもって
税理士とは 日本税理士会連合会
時代に適合した透明な税務行政がなされるよう、公正な立場で、税理士は国への働きかけをしています。
・申告納税制度の担い手として
正しい税金の知識を持ち、正しい納税の意識を身につけていただくために、税理士はその手助けを惜しみません。