栗ごはん

お彼岸の今日、たくさん栗をいただきました。 旬ですし、ちょうどお休みなので栗ご飯を作りましょう!

まず栗の皮を剥く必要がありますが、栗の皮むきって大変なんですよね。まず外皮(鬼皮)という硬い皮があり、その内側に渋皮という、渋皮よりは柔らかいけど、そこそこ固く、実に密着している皮がついて、栗の皮むきは料理人泣かせの「難物」なのれす。

そこでネットを検索してみると、耳寄りの情報がありました。 「冷凍して湯に漬けると、皮が柔らかくなる」とな。

固い鬼皮やぴったりとはりついた渋皮を綺麗にむくのはやっかいなもの。・・・渋皮まで綺麗にむくには気力と時間が不可欠でした。


 いろんな方法を試してみた結果、すばらしい発見がありました。生栗を一晩冷凍してから解凍し皮をむくと、解凍時に鬼皮が柔らかくなり手でも簡単にむくことができたのです。

小泉武夫マガジン 

僕の親指の爪を守るため、この方法を試してみました。ネットの情報は、過大広告(盛ってる)ことも多々ありますからね・・・でも、この方法は「素晴らしい!」有用な情報ですので、紹介する次第!!!

1./生栗を一晩以上冷凍する。解凍する時は冷凍した栗をボウルに入れ、熱湯をかけて5分程放置。
2./栗のお尻のほうから包丁を入れてむく。栗の種類によっては渋皮がむきにくい場合があるので、その場合は渋皮がついたまま熱湯に1時間漬けておくとむきやすくなる。

情報通りに一晩凍らせ、5分熱湯につけて解凍しますた。お尻に包丁を入れて皮を剥くと・・・なんということでしょう! 外皮(鬼皮)が柔らかくなっていて、手でもサラッと剥けます。場合によっては内皮(渋皮)も一緒にツルッと剥けます。  写真の上が、うまく皮むきができたときの写真です。 

この写真で、栗の皮むきを実際にやったことがある方には、この「冷凍湯煎解凍手法」が革新的に素晴らしいことが理解してきただけるのではないかと思います。この手法を使わない限り、栗の皮がここまでまとめて剥けることなんてありませんので。

んで、一式剥いてみた結果がこちら。

渋皮まで一気に「ツルッと」剥けた奴が1/4程度。残りは、さすがに渋皮が硬い。(それでも、生の状態より遥かに柔らかくなっているけど)。 

次に記事に紹介されていた通り、渋皮のまま更に1時間熱湯に漬けてました。

1時間後・・・

渋皮付きの栗から「灰汁(アク)」が出て、熱湯が白く濁りました。 ん・・・これは灰汁なのか、滋味あるいは野趣あふれる出汁だったのか・・・・ま、水は捨てて、渋皮を剥きましょう。

確かに渋皮がとても柔らかくなってて、爪を立てればそこそこ剥けます。 それでも1つか2つは包丁で削ぎ取らないと、固くて剥けなかったけど。でも、これなら上首尾です!。栗の皮むきがいかに厳しいものか、わかっていただけたでしょうか?

皮さえむけばあとは簡単。 米を研いだら、酒、みりん、醤油、塩を適量(分量はgoogle先生に聞いてな)、栗を投入し、「炊飯」ボタンを押して45分・・・

栗ごはん〜❤相棒はコンビニで買ってきた「あさげ」だけどな、この季節なら、他には何も要らないっすよ。むふふ・・・美味し。

ここでちょっと豆知識を。連想ゲームしたもので。

江戸時代の焼き芋屋(蒸し芋という説も)のキャッチコピーに「九里よりうまい十三里」というのががありましてな。この「九里」とはもちろん「栗」のこと。では「十三里」とはなんでしょう・・・答えは「さつまいも」の別称です。

コピーの意味は「クリより美味しい焼き芋」 ってこと。

江戸近郊におけるさつまいもの産地として「川越」があげられるのですが、川越は江戸から十三里(約52km)。「九里よりうまい」(→九里(くり)+四里(より)=十三里 という洒落)。だからさつまいもの別称が「十三里」と呼ばれるようになったという話(説)でした〜。

たしかに焼き芋って、栗より甘いですな。んでも、僕もそうですが、芋より甘くない栗のほうが好み! って方も多いんじゃないですかねぇ? ま、江戸時代は砂糖が超高級品。甘味って少ないから、甘みのつよい焼き芋が好み・・・と、今とは味覚基準が違ったかもしれませんが。

付け加え、女性の好きなもの「いもたこなんきん」という文学的言葉もあり、あるいは、女性なら、ほんのり甘い栗より、より強い甘味の焼き芋が好みの方も多いのかもしれませんけど。

浄瑠璃や浮世草子で知られる井原西鶴の一説に「とかく女の好むもの 芝居、浄瑠璃、芋、蛸、南瓜」というのがあります。
現代も変わらず、女性には芋や南瓜といった洋菓子の材料にもなる甘い野菜が人気です。
和菓子や洋菓子の材料としても大変ポピュラーな野菜です。スイートポテトやパンプキンタルトは秋のお菓子の定番です。けれども男性はというと、かなり高確率でこの甘い野菜が苦手な人が多いです。
家族で同じものを食べてても、好みの違いが男女で分かれます。この男女の差って、なんでしょうか?

女性が好きなもの 芋タコ南京(カボチャ) 男は好きじゃなくても栽培したいかぼちゃ

庭に生えてる今夜のオカズ

今の時期しかないのですけど、先日の夕食に出てきた食材(素材)です。ちなみにメニューは「天ぷら」です。

「タラノメ」です。正確にはとげの無い園芸種「ウルトラタラノメ」です。うちの土壌にあったのか、もともと丈夫なのか夏には大きく葉を広げます(邪魔!)「タラノメの天ぷら」って春の山菜としては有名どころですね。  が、園芸種だからなのか「山菜特有の野趣味」が薄いのが寂しい・・・

お次はヨモギです。新芽をちぎって天ぷらにします。ヨモギは基本苦いんですけど、新芽ならそれほど苦くなく、おいしく食べられます。この少し苦いのが山菜の旨さだね。

これは「ユキノシタ」です。じめじめしたところを好むらしく、我が家の庭に大量にはえています。まだ若い葉っぱを揚げます。 水分が多いのか、あげてもしんなりして、揚げ物のシャキッとカラッとした旨さが楽しめないのが残念。

先日の夕食は、これに貰い物のタケノコを揚げたもの、かき揚げがつきました。まあ、天ぷらって揚げたてなら何を食べても旨いですが。 

それでも、冷めた天ぷらにしても、総菜として店で買って来たものと、家で揚げたもので、これほどうまさが異なるものはないように思います。(油の違いなのかな、材料の質なのかな、店買ったものはおいしくない・・・)

番外編

まだ食べたことないのですが・・・

「うこぎ」です。

ウコギとはウコギ科の植物で、米沢地方では古くから食用を兼ねた垣根として利用されています。上杉の知将「直江兼続公」にて米沢で栽培が始まり、後の米沢藩九代藩主「上杉鷹山公」がウコギの垣根を奨励したとされ、春から初夏にかけての新芽が美味しく切り和えやおひたしをはじめ天ぷらなど、様々な料理法でいただけます。

うこぎの町米沢かき根の会

とげのある木なので、武家屋敷の垣根に良かったんでしょう。ちなみに我が家でも、防犯性が必要な垣根のスキマ部分に植えてます。

ウコギ飯ってのが有名ですけど、とげがあるし固そうだから、まだ食べてないんですね。でも今検索してたら、天ぷらもできるそうなので、今度やってみようと思います。

ちなみに、ウド、タラノキ、コシアブラ、タカノツメ、これらはすべてウコギ科です。名の知れた山菜にウコギ科多し。

以上、外出自粛中のお庭採取遊びでした〜。