7月2日は「半夏生」

このヒトは 「ハンゲショウ」 さんです。これを見て、そういえば、そろそろ「半夏生」の季節だな って思ったもので。 「半夏生」とは・・・

半夏生(はんげしょう)は雑節の1つで、半夏(烏柄杓)という薬草が生える頃。一説に、ハンゲショウ(カタシログサ)という草の葉が名前の通り半分白くなって化粧しているようになる頃とも。

七十二候の1つ「半夏生」(はんげしょうず)から作られた暦日で、かつては夏至から数えて11日目としていたが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっている。毎年7月2日頃にあたる。

この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)と言い、大雨になることが多い。地域によっては「半夏水」(はんげみず)とも言う。

Wikipedia  半夏生

写真を見ると分かりますが、ハンゲショウのすべての葉が白くなるわけではなく、花の近くの葉だけが白くなります。そして花が終わると緑色に戻るんだそうです。

「半夏生」の言葉は「カラスビシャク (烏柄杓) 」という植物にもかかわりがあるんですね。 そういえば、2週間くらい前に見たぞ! と今日探してみたんですが、もうすでに無くなっていました。少し時期が遅かったようです。

はい、これが「カラスビシャク」さんです。こう見えてもサトイモ科で、地下に塊茎があるんだそう。その 塊茎が 「半夏」という生薬になるとか。ヒトは見た目によらない って言いますけど、ホントそうですねー(笑)

また「この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)と言い、大雨になることが多い。」とか ・・・まさに今「半夏雨」が降ってますね。7月2日に向け、これ以上降ってひどいことにならないと良いのですけど。

蓮華

ヒツジグサ(睡蓮)

この写真は、ヒツジグサ。日本に自生する、ただ一種のスイレン属の植物です。 睡蓮(スイレン)は様々な色の花を咲かせる種類があるんですけど、これらは明治以降に輸入されたもの。在来のものは白一色です。

流れの緩やかな泥沼みたいなところに良く生えてます。この睡蓮と同じような植物として蓮があります。蓮の根がレンコンですね。食べると旨いけど収穫は超大変そう・・・。

(なお、蓮は学名Nelumbo nucifera、ヒツジグサはNymphaea tetragonaといい、全然違う種類の植物です)

「蓮は泥より出でて泥に染まらず」という言葉がありますけど、この睡蓮にしても、まさにこの言葉のとおり、泥沼に純白の花が凛と咲き、いいものですね。

ところでタイトルにある「蓮華(レンゲ)」って言うのは、仏教用語・・・かな。例えば、仏像の下にある花のような台座を「蓮華座」っていいます。

僕は「華」っていうのは、漢字から見て、蓮のみを指すものだとずっと思ってきました。第一、蓮って仏教が起こったインド亜大陸が原産地なんですよ。だからそう思い込んでいました。(睡蓮は北半球に広く自生)

が、wikiによれば「仏典においては蓮と睡蓮は区別されず、共に「蓮華」と訳されている。」と中村元『仏教植物散策』東書選書(1986) に書かれているそうな。(「ハス」を参照)

ふーん。原典を確認してないので正確性はよー分からんけど、中村元さんがそういうなら、そうなのかな・・・一つ勉強になりました〜。