シソジュースをつくる

畑で、シソ(紫蘇)が立派に成長しました。収穫して使いましょう!

シソは和製のハーブです。(ハーブの定義は”香りを持っていて食などに役立つ有用な植物”なので、サンショウだってハーブかもしれませんね。)

シソは強い植物で、一度生えると畑のあちこちに勝手に生えてきます。あとは適当に畝に植えなおして、少し肥料をあげると勝手に大きくなってくれます。おまけに特徴ある香りが虫には嫌らしく、ほとんど害虫もつかず成長してくれるお利口さんです。

収穫して葉をむしると1.2kgぐらいありました。(必要量は300gだったけど、葉っぱ300gってよくわからんもので。たくさんありすぎー(笑))

紫蘇の葉1.2kg分

葉を良く洗い、1/4の300gを使います。

材料   水2L、砂糖500g、クエン酸25g、紫蘇300g

梅干しを造るのは大変そうだけど(母親が造ってるけど)、ジュースくらいなら簡単に造れそう。実際簡単です。

クエン酸は、ドラッグストア(薬局)に売ってます。25g-255円でした。ちと高い。

クエン酸25g

作り方。

水2Lを沸騰させ、紫蘇を投入。15分くらい中火で煮て、エキスを抽出します。シソの葉は取り除き、網で汁を絞り出し、残りは捨てます。結果、どす黒い汁が取れます。 (下の写真は、クエン酸を投入してからのもの。本当はもっとブラックなんですが、写真を取り忘れました。)

イメージ図

んで、ここに砂糖500gを投入します。1kgくらいまでお好みに応じて投入OKみたいです。温度が冷えると甘さは控えめになるので、それを見越して味付けしましょう。

ここでクエン酸を投入すると・・・

クエン酸投入

「その者紫の着物をまといて、白銀の鍋に降り立つべし。」鮮やかな紫色に変色します。(この写真はフラッシュを焚いて撮影したもの。)

冷ましたら、ガラスの瓶にいれて保管しましょう。

飲むときは、コップに氷を入れて、原液を3倍くらいに水で薄めればOKです。てか、お好みの濃さで飲んでくだされ。

シソジュース

紫蘇ってあんまり味がないんですな。色素としては優秀ですけど。したがって、癖のない、それほど甘くないジュースなんですが、これ夏にぴったりの飲み物なんですよ。特に熱中症対策には良いかと思います。

知人の医療関係者から、熱中症予防には レモンと塩を使った飲料が効果的と聞きました。レモンがない場合は、クエン酸と塩でもいいよ と。 梅干しやレモンなどの酸っぱさは、クエン酸ですからね。

ネットで調べてみても、この通り・・・

熱中症は、高温環境下で体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れ、体内の調整機能がうまく働かなくなることで発症します。めまいや立ちくらみ、頭痛、嘔吐などの症状が出たら注意が必要です。

熱中症による脱水症状を改善するには水分だけでなく、ナトリウムなどのミネラルの摂取が大切です。クエン酸はミネラルの吸収をサポートする働きも期待できるので、いつもの水分補給にクエン酸が含まれているものを使用すると、熱中症対策に有効であると考えられています。

まあ、ナトリウム(塩)が入ってないので、岩塩でも舐めれば完璧だけどな(笑)。

さらに紫蘇にも効用があります。

シソの葉には殺菌、防腐、解熱、解毒作用があり、昔から梅干の着色、着香料や刺身のつまに用いられています。   シソ(アカジソ) – イー薬草・ドット・コム

なんつーか、おなかの痛い時に梅干し食べるといいよ って聞きますよね。上記の効果は、紫蘇でも期待できそうな気がします。夏はおなか壊しやすいから。

ってことで、夏の飲み物として、是非どーぞ。

 

筍第二弾(真竹と破竹)

筍ねえ、4月に食ったし、もう季節外れじゃないの? と思ったアナタ。

ふふ、それは「孟宗竹」であって、破竹とか真竹は、今が旬!まあ、この辺りでは孟宗竹しか喰ったことない人が多いですから、知らないのも無理ないですね。といいつつ、僕も初めて食べるんだけど。

ではお披露目しましょう。こいつらが、破竹と真竹のタケノコです!

左日本が真竹、右一本が破竹・・・だったような。

皮剥いちゃったけど、孟宗竹のタケノコとはずいぶん違いますね。

孟宗竹のタケノコ

孟宗竹のタケノコはタケノコが地上に少し出たところを掘り起こすのに対し、真竹や破竹のタケノコは地上に出てるところを折るところに違いがあります。だから、後者のタケノコは、見た目がより竹に近い。断面切ってみるとよく分かります。

もうすでに竹ですよ、これ。
節だって竹と変わらんやん。

写真だけですと「喰えるのこれ?」って思いますよね。ところがね、切ってみるとこれがすごく柔らかいんです。すっと包丁が入ります。

煮てみました。見た目は「竹煮」ですが・・・

煮た

「破竹や真竹はアクが少ないので、特に新鮮なものは糠で煮る必要は無い」 そうですが、念のために糠を入れて下茹で。

食べてみました。・・・味はないです。あえて言えば、糠で煮たので糠の味がします。こりゃ、水で煮るべきだった。

孟宗竹のタケノコは、ぷーんと「タケノコです!」という独特の香りがして、味も少しえぐみが残ると言うのか、まさに「タケノコの味」がします。

けど、真竹や破竹はそういう感じが一切ありません。味のないメンマみたい。

で、料理にしてみました。

ワカメと煮る
メンマ風

癖がないので、とても食べやすいです。メンマ風がよろしいですな。茹でたのをそのままわさび醤油で食べてもいけます。味噌汁の具にもOKだそうです。これ、お酒の肴には最高でしょう!孟宗竹のタケノコも旬に一回食べるのはいいけれど、こちらのタケノコのほうが絶対食べやすいし、おいしい!!

すこし調べてみると、それを裏付ける説もあるようで・・・

(中国では)ともかくもこの(孟宗竹の)竹の子が一番おいしいことになっているのである。ところがこの竹を日本ではじめて植えた鹿児島では、「デミョ コサン カラ モソ」と竹の子の順位が言いならわされている。デミョは大名竹・カンザンチク、コサンはホテイチク、カラはハチク、モソは孟宗竹である。だから鹿児島では第四位にしか認められておらず、東北地方のネマガリ竹は大名竹にはおとらない味を持っている、と竹の子の専門家が言っている。

水上勉「土を喰う日々」から引用していますが、この本でもこの部分は、さらに大久保恒次「うまいもの歳時記」から引かれています。

なるほどねえ。

残念ながら、この辺りでは今年、真竹や破竹のタケノコは不作のようで、あんまり取れませんでした。