農業塾メモ 1回目

自分のメモを兼ねて。

今日も暑かったですね。幸い、西尾市は午前中曇りで、農業実習のある午前中は比較的過ごしやすかったです。が、県北では豪雨による浸水被害もあったようで、降れば土砂降り。ただし狭い範囲でという今日この頃です。

さて、今日の実習内容は、トマト、ミニトマト、ナス、ピーマン、オクラ、空心菜の収穫と出荷、トマトは脇芽の剪定でございました。

 トマトの出荷歩留まりは悪い。今が完熟を迎えているものも多く、収穫は十箱単位でございました。が、出荷できたのはせいぜい5袋くらい。 熟して皮が破れてたり、皮に傷がついているものは出荷できないのです。「露地栽培のトマトだと、まあこんな感じ」だそうです。

なんという歩留まりの悪さ! 出荷できない分は参加者に「配給」されまして、数えたら16個ございました。なお、中玉トマトとミニトマトは勘定に入っておりません。・・・自宅でもたくさん取れたのに、「どーすんのこれ」という声を背景に、トマトソースを造ることに。 トマトをつぶして、ニンニクひとかけとひたすら煮るだけです。明日の昼ごはんは、はひき肉を炒めて、トマトソースと煮込んで、ミートソースパスタで決まりですな。

トマトソース

素人考えなんですが、傷はついてるけど、完熟低農薬トマトですから、こんな感じで加工して売ったらいいと思うんですけどね。  トマトだと一袋100円とか150円ですが、加工してレトルトパウチにして「農家直送 完熟トマトのトマトソース」、2人前300円 とか。それなりに売れそうな気がしますけど。 冷凍して長期間出せるとなおいい。

空心菜というのは始めて食べました。今の時期は葉物野菜があまりないんで、そういう意味では貴重ですね。

本日の夕食は、空心菜とオクラを茹でて和え物にして、空心菜はごま油で炒めてマヨネーズで食べました。炒め物については、もう一工夫あるとおいしく食べられそうですが・・・

あとはナスとミニトマトとピーマンですな(トマトもまだ余ってる)。どうするかなあ。ナスは炒めるのと、漬物。キュウリも漬物、ピーマンは油いためだな。 最近は自家製糠漬けもやっとるのです。

このナスは大きすぎて出せません。出してもライバルが多いし安いよね。あ、これも漬物で出荷すればいいんじゃね?産直でできるのかな?

野菜

メモですが、ミニトマトはあんまり弾けておらず、大半が出荷できました。 「今の時期、たくさん取れるのに、売れるの?」と思いましたが、ミニトマトはけっこう売れ行きがいいようです。そういえば、一人暮らしで野菜を・・・と思うと、仕事で疲れた上で自炊をする場合、野菜一つまるごと買うのは、使い切るのも大変だからなかなか買うのためらうんですよね。それでも野菜は食べなきゃと思ってるから、比較的価格が安値安定しているミニトマトを買って摘んで ということはちょくちょくあったんですよね。

将来、日本では単身世帯が世帯人数としては最大勢力になるので、小さい野菜、一人でも軽く野菜が取れて(必要性は認識してるがとにかく料理を造るのが面倒なので)手軽に汚れず食べられるもの って商機があるんじゃない?かな。

ただ、野菜は完熟したものがおいしいんだけど、売り場で皮が破れて汁が出てしまいがち。皮に傷をつけないよう、へたをきっちり落とすことが重要だそうです。それと、あまり完熟したものは市場に出さないほうがよさそうですね。

出荷は産直市場です。どうやって値段をつけるのかな と思ったところ、すでに出荷されたものの価格や一袋ごとの内容量、それから出荷時期(新しいかどうかを見た目で判断)を考えて、「えいやあ」でつける感じです。 にしても野菜って、生産者から見ると、安いよね〜。

 

投稿者:

モト

元河川技術者、現在は里山保全の仕事をしているおっさんです。西尾市在住の本好き歴史オタク。

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