梅の咲くころ。

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自宅庭の梅

そろそろ、梅が咲き始める季節です。

梅と言えば、この一句ですね。

「東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」菅原道真

余計なお世話ですけど、「 東風」は「こち」と読みます。

さらに余計なお世話なんですけど、少し背景を解説。 

春と言う時期は、東から暖かい春風が吹く季節です。 だから東風とは春風を意味するんです。てか、陰陽五行説とか四神相応と言った考え方で、そう決められているんです。

wiki四神相応より引用

だから、「東風吹かば」って言うのは、「春風吹いたら」という意味もありますね。また、この時期に咲く梅は異名として「春告花」や「風待草」とも呼ばれているんです。これはもちろん、春風を待って咲く花という意味ですね。

さらに「主(あるじ)」についても・・・

この歌は、京の都での政争に敗れ、九州は大宰府に左遷される菅原道真が、自分の家の庭の梅の木に別れを告げる形で詠んだものとされています。この左遷は、もはや京の都に帰京することはない との前提で実施されたもの。庭の 梅の木を愛した 道真は、もう二度とこの梅を見ることはないと覚悟していたのです。

「梅の花よ 東風吹く春には、必ず美しい花を咲かせておくれ。たとえ 愛でる主がいなくなっても」

事実、道真は京都に戻ることなく、大宰府で亡くなりました。 

道真さん、死後いろいろあって、天満宮に神として祀られることになります。こんなエピソードがあるから、天満宮は梅の名所のところが多いんすね!

と、梅の話はここまでです。 

先ほどの四神相応の図ですが、この表を季節と色を見ると、知った言葉が出て来ます。例えば「青春」。

まずはこの表を元に季節を示す「青春(せいしゅん)、朱夏(しゅか)、白秋(はくしゅう)、玄冬(げんとう)」という言葉があったのです。使用例・詩人の北原「白秋」。

そこから「青春」だけが転じて「人生における若々しく元気で力に溢れた時代」を指すようになったそうです。 まあ、言い得て妙ですな。

四神の方は、戊辰戦争における会津「白虎隊」が有名ですね。 この隊は16歳から17歳 の武家の子で編成された予備隊ですが、会津軍はちゃんと四神対応させた部隊編成を取り「青龍隊(36歳から49歳)・国境警備隊」「朱雀隊 (18歳から35歳)・主力部隊 」「玄武隊 (50歳から56歳)予備隊 」もあったんです。

が、予備隊を交戦させなければならないほどの戦況であったことが、悲劇を生みました。


投稿者:

モト

元河川技術者、現在は里山保全の仕事をしているおっさんです。西尾市在住の本好き歴史オタク。

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