このヒトは 「ハンゲショウ」 さんです。これを見て、そういえば、そろそろ「半夏生」の季節だな って思ったもので。 「半夏生」とは・・・
半夏生(はんげしょう)は雑節の1つで、半夏(烏柄杓)という薬草が生える頃。一説に、ハンゲショウ(カタシログサ)という草の葉が名前の通り半分白くなって化粧しているようになる頃とも。
七十二候の1つ「半夏生」(はんげしょうず)から作られた暦日で、かつては夏至から数えて11日目としていたが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっている。毎年7月2日頃にあたる。
この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)と言い、大雨になることが多い。地域によっては「半夏水」(はんげみず)とも言う。
Wikipedia 半夏生
写真を見ると分かりますが、ハンゲショウのすべての葉が白くなるわけではなく、花の近くの葉だけが白くなります。そして花が終わると緑色に戻るんだそうです。
「半夏生」の言葉は「カラスビシャク (烏柄杓) 」という植物にもかかわりがあるんですね。 そういえば、2週間くらい前に見たぞ! と今日探してみたんですが、もうすでに無くなっていました。少し時期が遅かったようです。
はい、これが「カラスビシャク」さんです。こう見えてもサトイモ科で、地下に塊茎があるんだそう。その 塊茎が 「半夏」という生薬になるとか。ヒトは見た目によらない って言いますけど、ホントそうですねー(笑)
また「この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)と言い、大雨になることが多い。」とか ・・・まさに今「半夏雨」が降ってますね。7月2日に向け、これ以上降ってひどいことにならないと良いのですけど。