震度7で50万円!震度で額が決まる「インデックス型地震保険」
経済ジャーナリストの荻原博子が解説してくれた。日本第1号は、東京海上日動の「震度連動型地震諸費用保険(地震に備えるEQuick保険)」。気象庁が発表する震度情報を指標とする地震保険です。
女性自身
実際に大地震が起こったら、保険会社は震度6弱以上の地域の契約者にメールを送信。契約者は住所や振込口座を確認し返信すれば、最短3日で保険金を受け取れます。
たとえばプレミアムプランだと、保険料は年9,600円です。地震が起きて受け取れる保険金は、震度7で50万円、震度6強で20万円、震度6弱で10万円。ほかにスタンダードやエコノミーのプランも。
この保険はとても合理的だと思います。まず、指標が震度なので、保険金が出るかどうかが一目瞭然。住む地域に関係なく保険料も一律で、シンプルでわかりやすいです。
次に、保険会社が被害状況を調査しないので、保険金の支払いが早い。被災直後に助かるでしょう。
さらに、加入はインターネットで被害調査もしませんから、保険会社の経費がかなり抑えられています。その分、保険料も安く設定しているのだと思います。
先日、いきなり地震速報のアラートが鳴って、びっくりしましたね。 (千葉県房総沖) そんな箇所の地震で、千葉の予測震度が震度5強なのに、愛知県の予測震度が4っておかしくね? とか思ってたら、結局揺れがなくてほっとしましたが。
でも、地震の時の備えはしておかないとな とは改めて思いましたね。
地震に備える保険の第一は、「地震保険」・・・なんですが、地震保険は単独で入ることができず、火災保険とセットでないと入ることができません。 となると、必然的にかなりの費用負担が生じることになります。 火災保険や地震保険はもちろん入っておいた方がいいんだけど、費用の大きさに考えこんじゃう人もいるんじゃないかと。
そんな時、家屋の被災を大々的にカバーすること まではできないんだけど、年間1万円弱の掛け金で、震度7の地震に会ったらすぐに50万円支払われる保険 というのは、一考に値する保険だと思いました。 借家で、火災保険に入ってない方は、特に考慮にあたいするんじゃないかなあ。
ちなみに僕は火災保険+地震保険には入っているんだけど、この保険も重複して加入すべきか真剣に考えています。荻原さんが指摘されたように、加入はインターネットで被害調査もせず、気象庁の発表震度で支払われるから、保険料も安く、支払いも早くなる。なかなか合理的な設計の保険だと思うからです。
もっとも、8月2日時点では、まだ発売されていないようです。 3月にプレスリリースした資料はありますけど。 コロナ関連でバタバタして、遅れているのかな? 東京海上日動のHPで発表みたいですから、時々チェックすることにします。