国勢調査2020

今年は国勢調査の年です。 今日、地区の人が回ってきて、ネット回答の場合のパスワードとかIDをくれたので、大日本帝国の忠良なる臣民(笑)たる私は、すぐさまネット回答いたしました。(法律上は回答が義務付けられています)

国勢調査を始めとする基幹統計調査では、調査対象となる個人又は法人その他の団体に対し報告が義務づけられており、これを拒み、又は虚偽の報告をしてはならないと定められている(統計法第13条第2項)

wiki

回答が義務付けられているんですけど、調査員さんの受難が続いているようで・・・

国勢調査員、集合住宅の調査に苦慮 「困り果てた」不在がち、住人つかまらず

9月14日から調査書類の配布が始まる国勢調査。事前に国勢調査員が訪問して世帯人数調査が行われたが、県内の調査員男性から「マンション、アパートでは返事をもらえず困った」という声が、福井新聞の調査報道「ふくい特報班」(通称・ふく特)に寄せられた。

なかなか住人がつかまらず“夜討ち朝駆け”で何度訪問しても会えず無駄骨に。男性は「困り果てた。5年に1度の調査なので、できるだけ協力をいただけたら」と理解を求めていた。

男性の受け持つ地域では、自治会の役員ら高齢者が調査員を務めるケースが多い。1日から、世帯主の氏名と男女別の世帯人数の調査が始まった。

集合住宅の世帯は自治会に加入しないケースが目立ち「近所から情報を得るのも難しかった」という。国から宅建業界に対し、集合住宅の世帯情報提供で協力依頼をしているが、管理会社から「個人情報は出せない」と拒否されるケースも目立った。

福井新聞

なかなか大変。田舎である西尾市でも「(仕事が大変だから)調査員のなり手がいねぇよ」と泣きが入っていました。

この調査は「回答義務」があるんで、調査員さんは一応、地区の全回答を集めなきゃいけないんですよね。が、この調査内容ってのが「個人情報の塊」なのです。

おめえの名前と年齢。学歴(学校名は書かなくていい)、仕事してる場合は職場名と仕事の内容。通勤手段、家は持ち家か等 ついでに問い合わせのために住所と電話番号を記入する必要もあります。

いろいろ情報漏洩が報道される今日この頃、国にそんな個人情報を与えて大丈夫かしら?と並の感覚の人なら思うんじゃないだろうか・・・ましてや国の期間調査って、(データが集まらないから)集計が杜撰で有効性大丈夫か という事例もあったしなあ。

国勢調査の未回収率が増加 プライバシー意識が向上、コロナの影響必至
 国勢調査は5年に1度、人口や世帯構成などを把握するため総務省が実施する。調査員が各戸に調査票を配布し、郵送やインターネットで回答してもらうほか、調査員も直接回収に当たる。
 2000年調査の未回収率は1.7%だったが、05年は4.4%、10年は8.8%、15年には13.1%となり「倍々ゲームで増えている状況」(総務省幹部)。
 同省は「不在がちな世帯が増えたことや、プライバシー意識の高まりによる調査拒否も背景にある」(同)と分析する。
 こうした危機感に押され、総務省も対策に乗り出した。10月実施の調査に向けて民間企業に協力を求め、調査票への記入を求める社内メールを一斉送信するといった取り組みを呼び掛ける。またネット回答の利便性向上のため、スマートフォンでも入力しやすい表示に改善し、外国人向けに多言語化も図る。
 新型コロナの影響では、市区町村が公募などで選ぶ調査員70万人の人員確保が難航するとの懸念が出ている。そこで今回は調査票の回収期限を当初予定より1カ月遅い11月20日とし、一定の余裕を持って作業に当たれるよう配慮する。
 ただ、一連の対策が未回収率を抑えることにつながるかは見通せない。

SankeiBiz

個人情報をあまり国に与えたくないす という国民感情に配慮して、もう少し個人情報を聞かない形の調査に変えられないですかね? いや、いろいろ知りたいのは分かるんですけど、根掘り葉掘り聞くので、回答していただけない 。回答率を上げるためには・・・とも考えたほうがいいんじゃないかと。

基本は「回答は法律に定められた義務だから答えろ」「調査員が誰だかは知らんが、義務だからきちんと回収しろ」ですけど、「ネット回答もできるし、周知はしてるし、回収率を上げる努力はしてます!」という何も改善されない上意下達システム運用、もうやめたほうがいいと思うんす。

 それでも回答が欲しい調査なら、国勢調査に協力した人(個人情報を渡す見返り)に、5000ポイント贈呈するくらいの謝礼をつけないと、回収率は挙がらないと思うなあ。総務省はマイナンバーカードの普及目的も含め「マイナポイント事業」ってのをやってるんだから、それに合わせる形で。

マイナポイント事業は、マイナポイントの活用により、消費の活性化、マイナンバーカードの普及促進、官民キャッシュレス決済基盤の構築を目的とする事業です。

マイナポイント事業 WAONのHPより

いまや情報はタダじゃないんす。特に個人情報はね。

投稿者:

モト

元河川技術者、現在は里山保全の仕事をしているおっさんです。西尾市在住の本好き歴史オタク。

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