最近お気に入りの筆記用具(シャープ)

こちらのシャープです。Pentel の「GRAPHGEAR1000」という商品です。

名前のとおり、製図用のシャープですね。ある程度まとまった文章を書くのは、このブログをパソコンで打つくらいで、もう何年も鉛筆やらシャープなどの筆記用具はほとんど握ることのない生活をしています。だから、極端な話、それほど筆記用具にこだわりはありませんでした。

が、建築士試験の筆記試験のため、かなりの時間、このシャープを握っておりました。ぶじ試験にも合格したので、平行定規や他の製図道具とともに、このシャープも一式セットでメルカリで売り払ったのですが・・・

どうもこのシャープには未練があったらしく、別に製図する用事も、筆記する用事もないのに二本も再購入して、机の上に置き、お出かけバックに入れています(ともにメモ取り程度しか使わないけど・・・)ま、この筆記用具が気に入った ということですな。

どんなところがいいのか・・・

金属製で、少し高級感がある感じがします。(個人の感想です)他方、プラスチック製と比べると重いから、筆記用具として使い勝手の好みは人によって分かれるかと思います。

時間との勝負だった製図試験の相棒に選んだんだから、僕に取ってはこの重さも書きやすかったということです。 「握り」部分はメッシュ加工に部分的にゴムが埋め込まれ滑りにくくなってますよ(下の写真参照)。 

また、持ち運びのときに便利だと思ったのが、穂先が収納できることです。尖った穂先の金属部分で何か(バックの収納布地部分とか)を傷めたり、芯を折ったりする事がありません。これはクリップ部分を押すことで、ワンタッチで簡単に出し入れ可能。 

通常時(筆記時)
穂先収納時

僕がメモ帳として、昔の仕事柄「野帳」を使っているので、ちょうどセットにいいかとも思いました。

野帳は、測量士のために1959年に発売されたミニノートです。
作業着のポケットにすっぽりと入るスリムでコンパクトなサイズと、
屋外で立ったまま筆記できる硬い表紙が大きな特長です。
その特長が評価され、建設業界の定番となり、
日本の高度成長期の建設現場を陰で支えてきました。

コクヨ ステーショナリー
雑に扱うから、野帳ボロボロだ・・・

ちなみにお値段は・・・名古屋の東急ハンズで1本1,080円で売ってました。Amazonだと531円

・・・この価格差は一体何なんだろう? かつては一世を風靡していた(僕も思い入れはあるけれど)東急ハンズが低迷して、カインズに売却されてしまうのも、仕方がないことなのかなあ。 という視点で興味深い記事があったので、紹介して終わりにします。

「品ぞろえが豊富」とか「店員が商品のプロ」というのは確かにかつては「東急ハンズならではの強み」だった。しかし、今はアマゾンなどの巨大ECでなんでも買えてしまう。商品の専門知識を持っているのも今や店員だけではなくなっている。SNSやYouTubeでは、商品の解説やレビューをする「玄人はだしのユーザー」があふれている。つまり、「東急ハンズならではの強み」が急速に失われつつあるのだ。
 こういう状況に追いやられた場合、時代の変化に柔軟に対応をして、ビジネスモデルや店舗コンセプトの根本的な見直しをしなくてはいけないが、東急ハンズはいまだに「品ぞろえが豊富」とか「店員が商品のプロ」という「ハンズらしさ」に固執しているように見える。そのガンコさ、硬直した姿勢がマイナスに働いてしまっているのではないか。

カインズに売られた「東急ハンズ」は、なぜライバル「ロフト」と差がついたのか

投稿者:

モト

元河川技術者、現在は里山保全の仕事をしているおっさんです。西尾市在住の本好き歴史オタク。

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