間違いだらけの「光回線」えらび

ADSL回線から光回線へ移行中。どの光回線を選ぶべきか?調べた結果を共有します。

 ネットで、「おススメの光回線」を検索すると、「お手持ちのスマホにあわせて回線を決めましょう(スマホのセット割引があるから)」とか、「どの代理店やプロバイダから申し込むと、還元金が大きくお得か」というページが検索されました。

・・・「このハゲー!! ちーがーうだーろーっ! 違うだろーォッ!! 違うだろっ!!!」©豊田真由子

だ、大事なのは、申し込んだ光回線の速度が速くて安定していて、納得できる値段で使えるか ってことでしょうが。そのうえで、スマホのセット割引や還元金もあればうれしいけど、それはあくまで副次的なもの だと思います。

まず「光回線」について、僕が知ってる単語だけあげてみても、 フレッツ光、ドコモ光、au光、ソフトバンク光、CATVなどがあります。これらの回線は同じようなものなのか、あるいは違うものなんでしょうか? 知らないなあ。まあ、ドコモ、ソフトバンク、auは、スマホの事例から考えて、独自の光回線を持つ早い回線なんじゃないかな・・・

そのあたり、必要に応じて調べたんだけど、自分では同列の「光回線」だと思っていた回線についても、その形態によって速度に大きな差が生じるんじゃないか という結論に至りました。

その「形態」について図示してみたので、その概要を知るために見てください。概要が分かれば、あと個別の問題はGoogle 先生に聞けばいくらでも教えてくれますんで。あ、僕は専門家じゃないので、一生懸命調べたけど、大きな間違いがなければ許してね。

まず、物理的な意味での光回線は、NTTの光ケーブルを利用するものと、NTT以外のケーブルを利用するものに大別されます。

1.NTTの光ケーブルを利用するもの

1.1「フレッツ光」・・・文字通り、光ケーブルを所有するNTTに申し込む光回線使用プランです。御大なので回線の品質はピカ一だし、全国区で使えます。ただし、NTTはあんまり個別消費者に販売する気がないのか、回線使用料は高め。プロバイダとは別契約しなきゃいけない。さらに無線LANのレンタルやセキュリティソフト提供も別途有料。

1.2「光コラボレーション」系・・・NTTはフレッツ光の事業者貸し出しに熱心です。この貸し出しを「光コラボレーション」といいます。子会社のNTTドコモが借りてやってる事業が「ドコモ光」。他社であるソフトバンクが借りてやってるのが「ソフトバンク光」、やはり他社のプロバイダNiftyがやってるのが「Nifty光」と言うような感じです。事業者は他にもたくさんあります。 

プロバイダと光回線をセットで申し込みでき、無線LAN貸し出し無料とか、1年契約後に還元金出すとか、スマホ割引しますとかサービス満載で競い合ってます。料金は全部しめて「フレッツ光」の回線使用料程度と安めです。

スマホだとソフトバンクとドコモはガチでやりあってるけど、ここではNTTから光回線を借りてる間柄。いやドコモはNTTの子会社になったから、スマホ的位置づけとしては

フレッツ光→ドコモ(キャリア)回線、ドコモ光→ahamo(サブブランド)回線、ドコモ光以外の「光コラボ」企業(ソフトバンク光を含む)→MVNO(格安SIM)回線 

という位置づけが正しいかと。

フレッツ光の利用者と、「光コラボ」事業者の利用者が、すべてフレッツ光の回線を使うわけです。

ってことは、スマホの事例を考えれば、混雑時にどの回線が安定して早いか、速度が不安定になりやすいのか想像できますね。 

スマホだと格安SIM会社は、混雑時にスピードが遅くなりがち。キャリア回線は安定。サブブランド回線は格安スマホほどの速度低下は少ないだろう ってのが共通認識かと。 

1.3 NURO光・・・同じくNTTの回線を借りてるんだけど、少し毛色が違います。借りてるのはNTT未使用の余剰回線。そこに独自の通信技術をくわえ、フレッツ系の倍速を出すそうです。 つまり比較的早い回線を少ない利用者(大手と比べて無名の「NURO光」を申し込む人は圧倒的に少ないだろう)で使うから、仕組み的にこの回線、早くて安定していそう という推定が成り立つかと。NTTが「未使用余剰回線を、他社にもじゃんじゃん貸し出すぞ」と言わない限りはね(笑)。値段も「光コラボ並」です。

NURO光はSONY系が運用しているので、プロバイダはSo-netになります。So-netは「光コラボ」として「So-net光」、独自色の強いものとして「NURO光」という2つのプランを運用していることになります。申し込むとき間違えないように!

ただし注意が2つ。余剰回線の関係か、NURO光は全国区ではなく地域限定。次に「光コラボ」や「フレッツ光」と根本的に仕組みが違うので、そちが配線工事1回(NTT下請け)で済むのに対し、NUROは2回必要となります(NTT下請けが屋外工事、So-net下請けが屋内工事を行う)。ゆえに、開通まで時間がかかります。 ・・・うちは開通地域で、仕組み上スピードが期待できそうだったのでここに決めました。1月31日契約。屋内工事が2月4日、屋外工事が3月6日・・・それまでレンタルwifi生活が続きます・・・

2.NTT以外の光ケーブルを利用するもの

2.1 ケーブルテレビ(CATV)・・・地域のケーブルテレビ局の光ケーブルを利用する方法。テレビと一括で申し込めるし、テレビアンテナを建てる必要がないから、うちの近くでは割と多いね。セットなら値段もそこそこ。 

ただし幹線は光ケーブルでも、家庭への引き込みは同軸ケーブル(メタル線)だったりします。それにテレビ回線との共用だから、インターネット専用の光回線と比べれば、速度や安定性はどうしても劣るでしょう。

2.2 au光・・・KDDIの引いている独自回線を使う方法。これも速度と安定性は期待でき、NTTよりサービスも良い感じで有力候補です・・・だけど全国区ではないです。うちは対象地域外のため、選べませんでした。

2.3 電力会社系・・・ダークホースです(笑)。上でauは独自回線と書いたけど、電力会社系の回線を継承した部分もあるそうです(東電管内等)。

そんなこんなで、電力会社系とau光は協働関係にあるみたいです。だからauスマホのセット割がついたり、仲良く?「すみ分け」している部分もあるようです。(例:東海はau光対象外なのだけど、中電系のコミュファ光が使える)

auが継承できるくらいなので、電力系は基本かなり質の高い回線じゃないかと思われます。しかも、コミュファ光とかeo光とか、怪しげな名称の(失礼!)光回線業者が電力会社系と知ってる人は少ないだろうから、比較的質の高い回線を、少人数の申込者で分け合えるのではないか と思われます。 

 僕はすでにNURO光に申し込んだので、いまさら「こっちがお得」だと悔しいから、これ以上調べないけど! これから申し込む人は、調べてみると良いと思います。

長々と書いてきましたが、冒頭に書いた「フレッツ光、ドコモ光、au光、ソフトバンク光、CATV」の間の違いがご理解いただけたでしょうか。「光回線も、スマホも通信なのだから、同じようなものだろ」と単純に考えると、ちょっと後悔するかもしれませんね。以上、比較の参考になると幸いです。

実際に入れた結果がこちら。残念ですが、それほど速度は出なかったよ・・・

以下、参考にしたHPです。

NURO光とフレッツ光はどっちがおトク?
NURO光が使ってるNTT回線「ダークファイバー」とは?速さの秘密に影響している?
図解でわかる光コラボレーションとは
光回線とADSL、ケーブルテレビ(CATV)の違いを易しく解説
電力系の光回線とは?フレッツ光との違い・強みを解説!

1月22日、2020年分の確定申告が終了

タイトル通り、すでに2020年分の確定申告が終了しました。確定申告を自分でやったことがある人なら「えっ、確定申告は、毎年2月16日から受け付けじゃないの?」と思われたことでしょう。

その認識は正しいんですけど、実はe-Taxを使うと1月4日から申告が可能なのです。(まあ、僕も昨晩知ったんだけど。有益な情報だと思ったので紹介)

あ、e-Taxってのは、「インターネットで国税に関する申告や納税、申請・届出などの手続ができるシステム」のことです。2月16日から申告を受け付けるのは、紙の書類で申告を行う場合の期間なのです。

まあ国権力の源泉は、確実な税金徴収があってこそ ですから、ここはお国も24時間営業で頑張ってます。

24時間受付
確定申告期間中は、24時間e-Taxでの提出(送信)が可能です。
[ e-Taxの利用可能時間 ]
令和3年1月4日(月)から3月31日(水)までは、24時間e-Taxの利用が可能です(メンテナンス時間を除く。)。

国税庁

ネットなら24時間受付当たり前だろ と思うなかれ。今は改まったようですが、こんな事例もあったくらいの政府ですから。

 「只今の時間、窓口は受け付けを行っておりせん。受付時間内に改めてメールを送信いただきますようお願いします」――在インドネシア日本国大使館に時間外にメールすると、こんな自動返信が返ってくると、インドネシア在住の日本人が10月13日、Twitterで指摘した。
 これを受けて14日、河野太郎行政改革担当大臣がTwitterで、「冗談のようなクレームがあったから試してみたら本当だった」と報告。同日中に外務省が大使館に是正を指示し、メールは24時間受け付けになった。

ITmedia NEWS

24時間受け付けの出来ないメールシステム・・・もしかして高度なAI受付振り分けシステムでも使ってるんじゃなかろうか・・・と逆に疑いたくなるような事例(笑)。ただ怠慢なだけでした。

閑話休題。手元にICカードリーダーとマイナンバーカードがあるので(ICカードリーダー入手の顛末はこちら。)、今回初めてe-Taxを使ってみたのです。

僕は「やらなければいけない事務手続きなら、出来るだけ早く済ませてしまいたい」タイプ。確定申告書類の作成に必要な「寄付金の領収書」やら「源泉徴収票」「特定口座年間取引報告書」などが「未処理」のまま机に載ってるのはイヤなんですよ。

それと、早く申告すれば、還付金も当然早く処理してくれます。(還付がある場合) これはマイナンバーカードを持つ大きなメリットだなと思いました。もちろん自宅から一歩も出ず、提出書類を印刷する必要もない(押印も必要なし)、いいじゃありませんか!

本文はここまででーす。あとはもう少しマニアックな話です。

僕が確定申告した理由は「証券会社間の損益通算」で税金を取り戻すことができた からです。

コロナショックで株価が急落した際、とある株式を狼狽売りしてしまい損失を出しました(A証券で取り引き)、その損を取り戻すため、B証券で持っていた株式を売って、利益を確定させました。

この場合のA証券での損失が10万円、B証券での利益が10万円だとすると、売買の段階で税金としてA証券で0円、B証券で2万円徴収されます(特定口座「源泉あり」の場合)。A証券とB証券が、僕に変わって申告(納税)してくれているので、僕個人からの確定申告は「しなくてもよい」。2万円納税してことは終わります。

でも国税庁に僕個人が確定申告をすることで「AB証券での売買による合計損益は0円です」と正しく申告できるのです。(A証券で損失を、B証券で利益を出したことは僕の個人情報だから、統合した損失を「確定」として申告できるのは僕だけ。)申告が正しいと国税庁が認めれば・・・正しい税金額は0円ですから、いったん納税した2万円が還元されるわけです。

実際の「損益通算」は持っていた株式の配当金にも適用できるので、もう少し計算は面倒になるんだけど、損失を出してる株式、利益を出してる株式があれば、時期と売却量を調整することによって納税額を低く抑えることが可能なわけ。

1つの証券会社だけで売買していれば、その計算は全部証券会社がやってくれるんですけど、複数の証券会社で損益を合算したければ、確定申告するしかないんですね。昔は一つのネット証券会社で日本株も海外株も!と便利に使えるところがなかなかできなかったんです・・・

まあ、このあたりを知りたかったら、安間伸「ホントは教えたくない資産運用のカラクリ 投資と税金篇 2016」を読んでみてください。

 ※この本、確定申告の時に「総合課税」がいいのか、「申告分離課税」がいいのか、毎年悩む人にもお勧めです。違いがよく分かりますんで。ちなみに僕は、国税庁の確定申告書作成コーナーで、二つの課税方式で申告書を作成したうえで、還付(納税)額と住民税予想額を計算して、有利な方を申告しています。住民税の計算は、こちらを参考にどーぞ。

と、なんかすごい計算をしている・・・ように書いてるんだけど、実際は「ふるさと納税」、自分の限度額を超えて納税しちゃってる〜。とか、どうしようもないオチがあったりして、そこまできちんと節税できてるわけではありません・・・それでも、うまく行けば2万円程度還元がありそうだから、まあ努力の甲斐はあった ってことで・・・

※追伸

2月5日に、税務署から「税金還付したよ〜」と葉書が来ました。やっぱり早いですねー。