地盤沈下の「連合」。起死回生に全国ストやったらどうかね?

介護職の6割「待遇改善のためのスト」賛成 「そういう手段でもとらないと、皆見て見ぬふりをする」
介護職の待遇改善のためのストライキに賛成している人は65.4%。理由を聞くと、「そういう手段でもとらないと、皆見て見ぬふりをする」「社会的には、介護職の低賃金は認識されているが現場からの声はあまり外に出ていないと思うから」という声が寄せらた。
「給与の安い業界でもここまでの仕事量はなかなかない」

一方、反対と回答した人(34.6%)に理由を聞くと、「今ギリギリの人数で、人数が足りないので今現在も迷惑かけてるので、利用者さんに迷惑をかけたくないです」「改善の為に訴える必要があるが、利用者に迷惑をかけるのは、介護職の人のすることではないと思うから」

労働者としてしごく当たり前の要求かと思います。むしろ賛成が6割しかいないなんて!と思ったんだけど、記事での「反対の理由」が泣けます。どれだけ「滅私奉公」の精神で現場が維持されてるんだろうって。

でもね、それで労働者が心を病んだり辞めたりでは元も子もないと思うんです。「みんなで共倒れ」は最悪の結果でしょう。個人の良心とか頑張りとかはホント尊敬しますけど、「そういう手段でもとらないと、皆見て見ぬふりをする」って激しく賛成。

ここはひとつ、労働者全体が「Me Too」とタグをつけて、ストライキをやったらどうですか?ねえ、連合さん。そういう所で旗振りすると、存在感だせるんじゃね?

あ、「連合」とは、「日本労働組合総連合会(にっぽんろうどうくみあいそうれんごうかい、」の略です。要するに労働組合の全国組織、親玉です。

しかしその連合ですけど、最近は存在感薄いですね〜。何せ賃上げ交渉は政府がしますからね、この国。

賃上げ「3%」、経団連が呼びかけ 首相の要請受け入れ

経団連は16日、今年の春闘の経営側の指針となる「経営労働政策特別委員会(経労委)報告」を発表した。安倍晋三首相が要請した3%の賃上げについて、「社会的な期待を意識しながら前向きな検討が望まれる」との考え方を示し、初めて数値目標を明示した。

日本は、ソ連の跡を継ぐ堂々たる社会主義国家だったらしいよ。失われた20年の間、労働組合が要求して賃金が上がったのはあんまり見たことありませんが、安倍君(政府)が呼びかければ大手は3%上がりそう。存在意義を問われる連合はどう主張するかというと・・・危機感をあらわに。

異例の「3%」目標で攻防=首相明示も労使に温度差-5年目の官製春闘〔深層探訪〕

政権主導に危機感
「連合は4%と言っており、3%が上限と考えられたら困る」。連合の神津里季生会長は22日、東京都内で開いた「経団連労使フォーラム」でこう強調。首相による事実上の数値目標設定によって、政権ペースで春闘の相場が形成されることへの危機感をあらわにした。

「政府が3%だけど、連合は4%なんだぞ!」ですって。ベースアップと定期昇給で4%を目指すらしいけど、目立たないね。そりゃ危機感を募らせるわねえ。

そういや、連合って旧民進党最大の支持基盤なんですけど、先の選挙で旧民進党はお決まりの内紛状態ですからね。応援しても旧民主党はちっとも役に立たないから、自民党(政府)にすり寄ろうとする戦略を取ったけれど・・・傘下の組合との調整ができず失敗という、無様なところを見せちゃいました。

「残業代ゼロ」合意見送り 連合、新制度容認を撤回

一部専門職を残業代支払いなど労働時間に関する規制から外す「高度プロフェッショナル制度」を含む労働基準法改正案の修正を巡り、連合が政労使での合意を見送る方針を固めたことが二十五日、関係者への取材で分かった。修正は連合から政府に要請、今月中に政労使トップ会談で合意する見通しだった。
・・・だが、二十一日の中央執行委員会で異論が相次ぎ、神津氏は「政労使で合意するか見極めが付かない。議論を継続する」としていた。過労死遺族や労働問題を専門とする弁護士からも反対の声が相次いだ。

 

条件闘争だって戦略として「あり」だったのかもしれないのけど、「傘下の労働組合に十分同意を取っていなかった」って、組織として終わってますよ。この無様な姿に、口の悪い麻生君が悪口を言ってますけど、言われる通りですなぁ。

「連合、陳情は自民。選挙は民進。あほらしい」 麻生氏

企業の利益の割に、(労働者の)給料が上がっていない。給料や賞与を上げてほしいと今の政権が経団連に頼んでいるが、本来は連合や野党・民進党の仕事だ。連合は、陳情は自民党、選挙は民進党。あほらしくてやってられない。

こんなやり方、いつまでやってんだと。私のことですから、会うたびに連合の方やら何やらに申し上げてきています。全然おかしいですよ。何であんたの労働組合は民進党をやっている? 我々の方がよっぽど労働組合のためになっているんじゃないですかね。(福岡県飯塚市での新春国政報告会で)

民進党は分裂したけれど、分裂してますます弱小化してるしなぁ。もう選挙闘争は諦めてさ、いっそ「賃上げはすべてベースアップにせよ。かわいそうな介護業界のベースアップをはかれ」 って全国一斉ストライキを打ったらいいんじゃありません?案外賛同する国民は多いかもしれませんよ。

 

そういや、僕は物心ついてから「労働者がストライキした」という報道を見た記憶がありません。でも、それって労働者の権利なんでしょ?

まあ、労働組合入ってなかった僕が言うことじゃないですけど。

僕は平成12年に役所に就職しました。でも公務員ってストライキの権利って与えられてないのね。でもさ、実力行使権のできない組合って、なんの存在意義があるん?※。

組合としては「給与の増額」「適正な人員配置(増員含む)」とかあげていたように思いますけど、まあ暮らすのに十分な給与は出ていました。残業を減らしてほしいとは強く思いましたけど、基本経済右肩下がりのなかで、公務員の給与が上がったり、仕事が減ったり、定員増加なんてあるわけない。

触らぬ神にたたりなしだと思いました。

公務員の組合って勧誘すごくね?まあ至って民主的な組合で、同じ職場の幹部から「組合に入らないと、仲良くしてあげられないかもしれんよ」と脅しが入るくらいで済みました。腹立ったので「僕は仕事しに来てるだけなので、それで仲良くできないのであれば、別に仲良くしてもらわないでも結構」と返したら勧誘終わりました(新入社員ですけど・・・)。特に問題なく、普通に働けていましたよ。

他人の団体なんで運営のことに口出したらいけないんだけど、支部の幹部選挙?とか、なり手がいなくて、民主的な話し合い(「押し付け」を意味する)の結果、頼まれないと断れない「いい人」がやらされてたりするんですよね。

本来、そういう真面目な人たちが苦労を被らないようにするための組織のはずですよね。まあ、見てて世の中甘くないよな ってよくわかったけど。

 

 

※実力行使権のできない組合の存在意義について

会社は社員に残業させるためには、労働組合とか社員(労働者)の団体に三六協定を結ばせることが必要なのね。だから、「おとなしい労働組合」ってのは、会社側にとっても必要でしょう。それに、たまには愚痴(要望)を聞くとか、ガス抜きしてあげることは必要ですね!聞くかどうかはまた別だとしても!

36協定(コトバンク)
時間外労働に関する労使協定。労働基準法36条に基づき、会社は法定労働時間(主な場合、1日8時間、週40時間)を超える時間外労働を命じる場合、労組などと書面による協定を結び、労働基準監督署に届け出ることが義務づけられている。

西尾にも雪が積もりました。

20190125

今朝は起きたら、外に雪が積もっていました。西尾あたりで雪が積もるのは珍しいです。まあ、この辺では普通スタッドレスタイヤの装備はありませんから、それこそ「不要不急の外出は避けましょう!」です。 セミリタイヤ人は引き籠るべし!

せっかくなんで、今日の天気図を見てみましょう。

気象庁(1/25 0600)

これが、典型的な「西高東低」の天気図って奴ですな!

上の天気図から分かること

学校で習ったかもしれませんが、黒色の線は「等高線」です。同じ気圧の高さを線で結んだもの。イメージとしては、地上の高低差を描いた地形図とおんなじです。

北海道の東側に、二つ輪が閉じているところがあります。「低」って書いてあるんで、気圧が低いことが分かります。しかも等高線が密に入っていますから、急激に気圧が下がっている「発達した低気圧」です。

一方で、天気図の左上、中国北部とかシベリアあたりは、明示されてないんだけど、もう一つ輪が閉じてる(スペースの都合で下半円だけ)ところがあります。ここが高気圧です。

西に高気圧、東に低気圧。冬に典型的な「西高東低」の気圧配置です。でも、どうしてこのような形ができるのでしょう?

冬の中国北部とかシベリアの内陸は冬には放射冷却ですごく冷やされます。強烈に冷やされた空気は、強い下向きの流れ(高気圧)となります。(寒さは足に来ます)

低気圧はちょっとややこしい。

一般的に、日本の北には冷たい空気が、南には暖かい空気が存在しています。北は北極、南は赤道だから、イメージはしやすいと思います。

この二つの空気団は常時存在していますが、その接点は季節により、北上したり南下します。冬は冷たい空気が強いから、その境は北海道の東あたりに南下します。(逆に夏は南の暖かい空気が強いから、境はカムチャッカ半島あたりまで北上)

冷たい空気団と暖かい空気団の境では、両者を混ぜて気温差を解消しようと「渦」が発生します。その中心に向け空気が流れ込む結果、行き所を失くした空気は上に逃れます。つまり上向きの流れが発生します。これが低気圧(温帯性低気圧)です。

さて、高気圧と低気圧のセットができると、空気は気圧の高いところから低いところに流れる性質をもってますんで、高気圧から東の低気圧に向かって冷たい空気が流れ(=風が吹く)、間にある日本は、シベリア由来の冷たい風にさらされるわけです。

この空気団は日本海で大量の水蒸気をもらって来日するわけ(笑)。でも日本の中心には山脈(脊梁山脈)がありますから、それにぶつかって上昇する間に水分を落とすわけ。気温が低ければ、雨でなく「雪」になります。したがって一般的には、日本海側は大雪。太平洋側は乾燥し冷たい「からっ風」が吹くことになります。

でも、山脈が低いと、一般論が当てはまらないことも。例年、関ケ原あたりで雪が降り、新幹線が止まったりしますが、それは、そこで山脈が切れてるからですな。

ところが、今回はあまりにシベリアからきた冷たい空気が強力だったので、雪を抱える量が多く、関ケ原よりずっと南側に当たる名古屋~四日市~伊勢志摩でも雪が降ったのです。寒波はもっと南の土山峠とかも通過したのかもしれません。

関東平野でも雪が降ったのですが、途中こぼしながら太平洋側の奥座敷まで雪が運べるほど、今回の寒波が強力だったってことです!

まだ土曜日くらいまで居座るようですから、しばらく気を抜けませんねぇ。まあ、うちは薪がたっぷりあるんで、寒さに弱いネコでも大丈夫ですが!