バンコク旅行 交通手段(2017.6) 

だいたい1B=3円。

・スワンナプーム空港からカオサン通りへ行く手段(日中)

①空港からエアポートリンクという電車が市内に向け走っています。終点のバヤタイ駅(Phaya Thai)で高架鉄道(BTS)に乗り換え可能。 45Bです。

②バヤタイ駅からBTSに乗って、サパーンタクシン駅(Saphan Taksin)まで行きます。42Bです。

③2番出口をでてすぐ、チャオプラヤ川沿いにがありますサートーン船着き場 (Sathorn Pier)ここから「エクスプレス」ーオレンジ色の旗の船に乗船。10番目くらいの船着き場プラアッティット Phra Arthit Pierで下船。15Bです。ただし最終ボートは18:30位なので、あまり遅いと使えません。

ボートチケット 15B

そこから歩いて10分くらいでカオサンっす。船着き場のあたりは公園になっており、無料の夕涼みをするにも良い場所です。飲酒は残念ながらは禁止になっていましたが、テントを張って警官が常駐してたり(雑談してないで、仕事しろよ〜)、週末の18時になるとエアロビクス?してたり(おばちゃんたちが集まって太極拳でもするのかと思ったら、すげーハードに長時間運動してる)

船着き場の公園からの眺め

・バスの場合
6月1日から、カオサン通りと空港を結ぶバスが走るようになったようです。宿の近くの通りも通るとのことでしたので(記号はS1)、帰途に利用しようと近くのバス停で利用できるか確認しに行ったのですが、そのバス停に泊まるバスNoがかかれている部分に張り紙がしてあり、確認できませんでした。 orz.張り紙は地図になっており、地図の上に近隣のバス停留場と止まるバスの番号が英語で書かれているようでしたが、雨に濡れて見えなくなってました。 小さな親切、大きなお世話・・・
宿のおばちゃんにも聞いたのですが、「カオサン通りから利用できるよ、60B」とのこと。確認に行くのは面倒だったし、市内の陸上交通は渋滞するかもしれないので、結局、行きがけと同じルートで帰りました。
ちなみに、僕が泊まったAmarin Inn は、カオサン通りではない分静かですし※、プラアッティット船着き場まで5分くらいと便利です。

部屋の様子 バスタオルと石鹸は部屋に用意

パンとインスタントコーヒー、ジュースだけですが、無料の昼食もついてますし、「じゃらん」でも検索可能 (でしたが、いま検索すると出てこない・・・。)おばちゃんも親切ですし、英語も通じます。wifiバッチリだし、エアコンもパワフル(動作音はウルサイ)
細い路地の奥ですが、路地を出てメイン通りに出れば屋台が3件くらいあるし、徒歩5分くらいのところにセブンイレブンがあります。
お掃除もきっちりしてくれます。部屋にモノを散らかしっぱなしにしておいたら、きっちり整理されていました!感謝!  何より、僕が指差し会話帳(日本語ータイ語)を置いてきたので、日本人なら、スムーズに会話が成り立つ・・・かもしれない。  お勧めできます。

※ただし、ラマダーンの時期だからなのか、近くにモスクがあるのか、変な時間に「アッラーアクバル!」と礼拝を促す声、そのあと延々と説教?、それが外のスピーカーから漏れ聞こえてうるさかった・・・

・バスでチャトゥチャック・ウィークエンド・マーケットへ

車内で英語は通じないし、タイ語オンリーだから難易度は高いのですが、宿のおばちゃんから情報を収集した結果、乗ってみることにしました。「大通りのバス停から3番のバスに乗りなさい。バス停は大通りに出ればすぐだわ。料金は車掌さんに払いなさい。(今思えば、それに続いて最終で下りればいいのよ と言われたような気もする)」
バス停はすぐ見つかりました。

宿近くのバス停。読めん・・・

しばらく待って3番のバスに乗ります。しかーし、僕が乗ったバスには車掌さんが乗ってなかったのです!(どうもまたま乗ったバスが無料バスだったらしい)困るなー、どこで下りればいいんじゃ? BTSか地下鉄の駅に着くはずだから・・・ひたすら車窓を眺めててBTSの駅前で下りたら、そこはひとつ前の駅でした・・・ま、まあ問題なし。一駅乗りましょ。たぶんそのまま乗ってたら、Mo chitの地下鉄駅に着いたんじゃないかと。そこから地上に上がれば、そこがウィークエンド・マーケットでしたね。

マーケットにて。マンゴースムージ屋(40B)               氷は飲まないほうが、いいんだろうけど・・・

帰りは1時間待っても、3番のバスが来ないから、地下鉄でサパーンタクシン駅まで出て船に載って帰りました。 3番のバスが来ることになってたから、そのまま待ってたら、たぶん来たと思うけど・・・一時間待ちくらいのことは、ままあるようです。

注意点
バスにしても、船にしても運転が凄く荒いです。バスは両開きドアだったのだけど、片方の調子が悪く、時々ドア空いたまま走ってるし、乗り込むとすぐ出発するから、どっかつかまってないと危険。船はほかの船の立てる波を切り裂いて走るから、波しぶきがすごい。キタナイ水が、顔にかかることは覚悟しておこう・・・ それでも、15Bで船に乗れて、渋滞無しで中心部を行き来できるのはすごいよ!

顔が濡れるー。そんなに飛ばすな〜。

 

バンコク旅行 雑感

無事タイから帰ってきました。

チャオプラヤ川のフェリーにて
普段は屋台なので、これは特別です・・・

東南アジアを旅していつも思うことですが、東南アジアののんびりした雰囲気はいいですね。僕が一番感じるのは人々の人たちの働き方です。

片や、「働き方改革」と言いつつ、残業は月100時間未満までしてよし。「未満」を入れるかどうか労使が大議論して、政治決着する国。

片や、日中から交通整理をするわけでもなく、テントを張ってくつろぐ交通警官(なんか監視してるようにも見えないですが)。博物館の監視員は、数少ない観光客を監視せず、手元のスマホに忙しかったり、同僚とのおしゃべりに忙しかったりする。(日本なら、監視員は何もせずぴしっと監視しつつ座ってますね) 観光地のツーリストインフォメーションは、一番忙しい時間帯のはずなのに「20分間休みです」の看板を上げて窓口クローズ。(そしてたぶん20分では戻ってこない)

BRT等の公共機関では、怪しい人にボディチェックが入るのだけど、どう見ても選別は「てきとー」だし、危険物も持ち込めそうなきがするしなぁ・・・

と言っても、僕はそういう働き方を攻めているわけじゃなくて、なぜ日本はそういうのんびりした働き方ができないんだろうか って思ったのです。

おそらく、日本人の勤勉さが、明治維新以降の「坂の上の雲」を為した大きな要因だったでしょうが、もう国が発展したんだから、思い切って人々の労働時間と労働の質を下げ、仕事で疲弊する人たちを減らし、辛くて仕事を辞める人たちが減ったら、日本ももっと生きやすい国になるんじゃないでしょうか。

暇になったので、よくNHKのニュースを見るのですが、「先ほどのパネルの〇〇の字が間違えておりました、すいません」ってよく出しています。 個人的には、多少の違い、大枠が変わらなければ良くね?と思います。が、たぶん厳しく指摘する人がいるんでしょうね。

かくて、100点満点のパネルを造るべく、恐るべき時間と細心の注意が求められることになります。大枠が間違ってたらいけませんが、100点を目指す(実際には不可能だけど、姿勢として)のではなく、仕事は60点でいいんだ という社会合意ができたら・・・

東南アジア諸国に来て、いつも感じるのはそのことです。 高い質の仕事は、受ける側としては心地よいのですが、我々はどこかで、その供給側にもなるわけですから、お互いさまで60点合格の仕組みができるといいんですがね。