とある日の晩酌

最近の私の肩書は、「ガーデナー」兼「家事手伝い」って感じだろうか。庭造りと食事造りに励んでいます。

下の写真は、とある日の晩酌。いつも呑んでるわけではなく、しっかり身体を動かした日にご褒美として。

乾物等大集合

よく冷やした梅酒・・・自家製

梅干し・・・自家製

うどんのつゆで煮た高野豆腐・・・夕食は小麦粉からうどんを打ちました。残りの汁で高野豆腐を煮ました。

あさりの酒蒸しつゆで煮た高野豆腐・・・昨晩の夕食の残り汁を再利用

山椒の佃煮・・・自家製

豚肉と野菜の煮物つゆで煮た車麩・・・一昨前の夕食の残り汁を再利用

炒り卵 ・・・麩を煮たフライパンにつゆがこびりついていますので、卵を割り入れこすってきれいにしました!

 

見た目はイマイチですが、なかなかお味は良いです。 麩とか高野豆腐って、小さい頃は嫌いだったんだけど、

大人になって味覚が変わったようで、最近はよく使います。

 

節約生活では、「乾物」をどう使うかが非常に大事ですね。 高野豆腐のから揚げとか、車麩を肉に見立てた親子丼とか、レシピはネットで検索するといろいろ出てきます。現在、下記の本を参考に、いろいろ研究中!

 

こういうことをせこせこやるのって、なかなか楽しいです。家族は、もっかマッドサイエンティストの実験に付き合わされているわけですが、それほど味が悪くないようで、今のところ文句は出てません。「料理の準備しなけりゃ、あたしゃなんでも食べるよ」とハードルはかなり低いようですが。

 

うおつか流台所のリストラ術―ひとりひとつき9000円 単行本 – 1994/7
魚柄 仁之助 (著)
ひと月9000円の快適食生活 単行本 – 1997/4
魚柄 仁之助 (著)

 

 

 

 

吉良頭首工の桜

 

 

 

 

我が家は矢作古川まで徒歩5分。さらに5分ほど上流へ向かうと「吉良頭首工」があります。頭首工とは、農業用水を取水する堰のこと。 小さなダム※ですね。上流側には湛水エリアが広がり、なかなか風情のあるところです。

ちなみに左岸側(上流から見て左、写真の左側)の丘からあっちは、吉良氏約3000石分の領地でした。吉良氏はもともと足利氏の一族だったんですが、吉良の地を治めることになったので、地名を苗字にしたんですな。、当然町の名前は吉良町。 忠臣蔵で有名な上野介(義央)様も、普段は江戸住まいですが一度は領地にも戻られたようです。

閑話休題。写真に見える丘の名前は「岡山」。標高は最高点で58mと大したことありませんが、西に川を配し、東側の山地から平野に岬のように突き出た「背山臨水」の地でございますから、特に南面は寺社仏閣を配置するのがおススメの土地でございます。ハイ。 地図はこちら

事実、南側の山麓には吉良家菩提寺である「華蔵寺」「花岳寺」があるなど、散策するのに良いところです。頂上に古墳もあったようですな。岡山散策については、また紹介します。

頂上付近は、私有地や水道施設が占め、さらに竹に覆われ残念ながら眺望は望めないのですが、ここから麓を眺められたら、さぞかし気持ちよいだろうと思います。

北側には西尾市のゴミ焼却場が立地し、その余熱を利用した屋内プール「ホワイトウエーブ21」が併設されています。山から眺めるとしたら、景観的は良くないのだけれど、私も4月から時々泳ぎに行くなどお世話になってるので何も言えん(笑)。

堤防には菜の花。堤防脇には満開の桜。「菜の花や山は東に花西に」 ですな

 

(元歌 「菜の花や月は東に日は西に」)

満開から少し散りかけ。頭首工の配水場なので立ち入り禁止ですが、通りすがりに楽しみます。

水利施設って桜を植えたところが多いですね。ここは堤防の下なので眺望が利かず残念ですが、花と水辺、山辺の接点と、名所になりえる要素が満杯です。ここもあと一歩の潜在能力が多分にありそう・・・ですが、人込みは嫌いだから今のままでもいいかぁ。

 

※堅い話をすると、日本では「ダム」と「堰」は区別されていて、高さ15m以上の堰をダムと呼びます。(河川法)言葉の定義に過ぎませんが。