バンコク一週間の旅、荷物づくり

そぞろ神の物につきて心を狂はせ、道祖神の招きにあひて、取るもの手につかず。

ももひきの破れをつづり、笠の緒つけかえて、三里に灸すゆるより、松島の月まず心にかかりて、住める方は人に譲り、杉風が別しょに移るに・・・

いきなり引用で恐縮です。これは、江戸時代に松尾芭蕉という人が東北一周吟行旅(終点は大垣ですけど)に出たときの紀行文の旅準備編です。かの有名な 「おくの細道」の一部。

旅に何を持っていくかは書いてありませんが、すべて自分の足で運ぶわけですから、大したものは持っていけなかったでしょう。しかし、旅で命を落とすかもしれないから、住居も人に譲ってます。大変ですね〜。

 

さて、時は流れて平成の御代。一週間バンコクへ旅行に行く僕の荷物づくりは・・・。

コンセプト

空港で荷物待っているのは時間の無駄だし、荷物が重いと疲れるし、観光客に見えるとカモにされやすいので、すべての荷物を機内持ち込みできるよう最小化します。

荷物確認も兼ねて紹介。 不足するものは、現地で買えばよいのです。

荷物

上段左から ガイドブックのコピー、歯ブラシ、ハンディウオッシュレット(水鉄砲タイプ)、指差し会話帳(タイ語)、折りたたみ傘、タッパーに入った石鹸、帽子、風呂敷に包んだ着替え(Tシャツ2、パンツ2、靴下2、和手ぬぐい1)

下段左から ノートとボールペン、パスポートと首下げホルダー、サブバック、タブレットと充電器、電源プラグ、SIMカード変換アダプター、速乾バスタオル(リーフツアラー)あとこれを撮影したカメラ・・・あ、それとトイレットペーパーが要るかな?忘れないようにしないと。

あとは、本を一冊と、バックインバックが入れば入れる予定。

服装は、シャワーするときに石鹸か水洗いするつもりなので、必要最低限です。(長袖とウインドブレーカーを着て、ジッパーで長さ調節ができるズボンを履きます。)

水の違いで石鹸泡立たないかもしれないけど、まあ気休めってことで。髪は4月からシャンプー使わずに洗ってます。髭は一週間剃らないつもりなので剃刀は不要。不精髭が結構生えますが、スリに避けられてちょうどいいでしょう。

工夫したところ

ボールペンは、パスポート番号と有効期限を書いた小さな紙をテープでとめてあります。出入国カードとか書くとき、いちいちパスポート出さないでよいため、大変便利です。

夏なので薄着でよいのですが、僕の昔の経験だと、東南アジアはガンガンにエアコン効いて寒いかもしれないです。なので、タオルではなく「和手ぬぐいと旅行用バスタオル」のセットです。このリーフツアラーは、「ふわふわ」感はあまりないのですが、速乾性に優れ、薄いわりに大きいので、タオルケット代わりにもなります。これが防寒対策を兼ねててるわけです。他に洗濯物が乾かないとき、簀巻きにして強制乾燥するときお世話になる予定です

また、体をこれで拭くことができるから、シャワーのお供は和手ぬぐいにしました。タオルより薄いし、他に使い道がありそうです。

では、良い旅を! (一番の難関は、原付でセントレア近くの駅まで行くこと。空港島は原付入れないので。それほど迷う道ではないと思いますが、何せナビがないもので・・・)

ブログアップできなかったらごめんなさい。帰ったら頑張りますので。

西尾の文化財(9)  上永良神明社の大シイ  (+平原の滝)

自然探訪シリーズということで。

シイ

国指定の天然記念物です。パッと見た感じでは、へぇ~って感じですが。というのも、主幹が枯死しているから、樹齢の割にはこじんまりとしているからだと思います。それでも樹齢千年と推定される県下最大の古木ということです。

モコモコ内部の様子

それでも、主幹が枯れていることは、文化財としては問題ではないみたいです。昭和8年に天然記念物に指定された際、すでに枯れていたみたいですから。ひこばえたちは、まだまだ元気に見えましたよ。

指定文書を石碑にして新たに建てた説明書きが。面白いから、転記します。

石碑(新しくできたもの)

説明 目通幹囲8メートル 主幹は朽ちたるも数本のひこばえ出て、鬱蒼たる樹木にして巨樹として有数たり。
注意
一 構内に立ち入り根に傷せざる事
一 枝葉の伐採を為さざる事
一 その他樹木を棄損する行為をなさざる事
右犯す者は国法に依り処罰せらるべし
昭和八年五月十日 文部省

「国法に依り処罰せらるべし!」気概がいいですね〜。

さて、この神社は貞観年間(859〜877)創立と伝えられています。祭神は天照大神等。まあ拝殿のすぐ前にシイがありますから、木がご神体みたいなもんです。

拝殿

寛文二年(1625)の再建には、この地とされる武将の加藤嘉明(よしあき)が力を貸したそうです。そして、神職に「加藤」の姓を与え、昭和初年に「生誕地」の石碑が建てられたそうな。

生誕地の石碑

加藤嘉明    賤ヶ岳七本槍の一人  水軍の武将として有名(九州征伐や文禄・慶長の役)。豊臣・徳川につかえた大名で伊予松山、陸奥会津藩主。

ぱっと碑を見たとき、「加藤高明」だと思ってびっくりしてしまいました。愛知県出身の、第24代内閣総理大臣です。残念・・・こちらは愛西市の出身のようです。名前が似てますが、改名したもので加藤嘉明とのつながりはなさそうですね。

帰りがけ、涼を求めて平原の滝に立ち寄ります。

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たいてい下の写真が、「平原の滝」として有名です。滝行やったりとか。

「平原の滝」として有名な写真

でも・・・僕はこれ、「滝の写真」じゃないと思うんですよね。 確かに落差はありますが、背面はコンクリートでガチガチに固められているし、そこに竹の水路を突き出した人工構造物だし。滝ってのは、基本的に自然構造物だと思うんだよね。滝行の行場撮影なら、これでもいいけど。

実際現地に行ってみると、こちらは「小滝」と呼ばれ、その奥にちゃんとした滝(大滝)があります。なんだ、こっちを滝の写真に使えばいいのに。

大滝

傍らには薬師堂もあり、修行の場であることがわかります。この滝は慈覚太師(円仁)が平原の里に泊まった時、不思議な夢を見てこの山に滝があることを発見し、薬師如来を彫って祭ったのが始まりとか。それ以来、滝は「薬師の滝」と呼ばれ、滝水を飲めば長寿に、打たれると難病も治ると伝えられているそうです。

ただし、「飲用には適さないので、飲むな〜」と看板が立ってますが。

薬師堂
ひっそりと咲く花

まあ、霊験はともかく、山の中で水の近くにいますから、わりと涼しいです。とはいえ、駐車場には電光掲示板を備えたカラオケスペース?があり興ざめ。そんなことは町でやればいいのに。

散策路が整備されています。

キャンプ場も併設されていますが、観光通路のすぐわきで、ここでキャンプするのはちょっと抵抗あるな〜。    観光地としての洗練度は、いまいちといった感じでした。