僕の株式投資事始め

要点
・投資は最初不安だったが、やってみるとなんとか続いた
・未知なものに投資する恐怖(損するのではないか)を打ち消すのには、誰かを頼るのではなく、主体的に建てた儲かるシナリオに基づいて投資を行ったらどうか。
・投資を続けることで、リスクってなんだかわかったような気がする。ついでに、ある程度のリスクを受け入れられるようになった。

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僕が株式等への投資を始めたのは、社会人一年目の冬でした。17年くらい前です。きっかけはやっぱり 早期リタイヤしたい!っていう欲望からでした。

僕は就職に際し公務員を選びました。職業選択のホンネの一つが「賃金はそれほど高くなくてよいが、バリバリ働きたくはない」というものでした。

が、それでも出勤初日に「自分はここで定年まで働くなんて無理。いつか辞めることになるだろう」と強く思いました。この根拠のない確信的思い込みは、生来の怠け者だからでしょう。

最初の配属部署は、ちゃんとしたホワイト部署でした。周りのメンバーには恵まれていましたし、繁忙期以外残業はありませんでした。主に現場監督だったので、建造物が日に日に出来上がっていくのを見守る楽しみもありました。それでも初日に覚えた感覚は、ずっと揺らぐことはありませんでした。

その危機感に備えるため、僕は株式投資を始めることを決心しました。

もちろん大切なお金だったし、それまで貯金しかしたことがなかったので、「投資をすると損をするかもしれない」ことは、とても怖かったです。お金の相談なんて両親くらいにしかできませんでしたが、大反対されました。それでも「自分のお金と自分の将来だから」投資を実施したのは、最初の「思い込み」が如何に深刻だったかを物語っています。

最初の投資は、一年目の冬までに貯めた百万円が元手で株式を2社、投資信託を1種類購入しました。(僕の初任給は、20万弱でしたから、初年度から良く貯めたです。)

何を買うかは相当迷いました。どうやって銘柄を決めたら良いかわからなかったからです。当時の投資環境としては、独立系の投信が一本あるだけで、ETFや信託報酬0,2%程度の安い投資信託はありませんでした。 (今だったら、そういうのを選ぶと思うけどね)手数料の安いネット証券も結構黎明期だったかと思います。

株式の指標とか景気の先行きとか選ぶ基準は同時にいろんな説があり、結局何をどう使ったらよいか分かりませんでした。

最終的には「四季報」という全株式会社が載っている本を買い、その中の製造業の会社概要を全部読んだうえで、儲かりそうなシナリオが浮かんだ会社を買いました。(シナリオは自分のカンピューターに基づく)自分が一応納得して買ったなら、損をしても自分の責任なので納得できるだろうと思ったから。製造業に限定したのは、工学部卒だったのでなじみがあったからです。

最初に購入したのは、 5301-東海カーボンと6850-チノーでした。ともに300円から350円くらいの価格だったと思います。残金の40万弱で、組成2年目の「さわかみファンド」を購入しました。「投資信託は手数料が高いので避けるべきだが、近年手数料の安い良心的な独立系ファンドが出てきており注視すべし・・・」と乱読した本の一冊に紹介されており、資料を取り寄せて検討した結果、運用方針に賛同できたからでした。

それから17年。株式は上がったり下がったりしてきましたが、ずっと投資は続けてきました。最初に買った株式や投資信託は、自分が建てたシナリオが間違っているかもしれないと思ったので売りました。投資信託も運用方針に賛同出来なくなったので売りました。

買ったものを売ってしまうのだから、間違いだらけのシナリオに基づき投資しているのですけど、シナリオ作成売買法は、今も続けています。個人投資家であることのいいことは、間違っても、誰かにそのシナリオを釈明する必要がないこと(笑)。それに釈明しなくても自分の金が掛かっていますから、サルでもいろいろ反省します。

その間、リーマンショックやサラリーマンショック(仕事を休職したり、仕事辞めちゃったり)、アベノミクスがあったりいろいろありました。ちゃんと波に乗れたら、億万長者になれたでしょうが、全然乗れせんでした。それでも株式売買するのは面白かったし、少しづつ運用額も増えてくれました。仕事を辞めてしばしのんびりしていられるのは、投資をやってきたおかげです。

ただ投資を続けてきて一番良かったのは利益ではなく、自分の心の持ちようとして「無リスクしか認めない」ではなく、「利益を得るためには、時にリスクは取らざるを得ない。それで選んだうえであれば、損害を被っても、ある程度やむを得ない。」というリスク運用を受け入れられるようになったことだと思います。見もふたもない言い方すると、「損もしてまっせ、損切もね」(笑)。

現代社会で生きていくためには、金融に関わらずあらゆる面で、リスク概念の知識と実践が必須のものだと思います(原発や放射線と付き合うとか、食品リスクとかね)。なので、授業料を支払ったとしても、それを身につけられたことで後悔はしていません。後悔しても損が戻ってくるわけじゃないし。

とりとめもない文書ですいません。もしあなたが投資をしようと思ったなら、今は当時と比較すると、本当に良質な投資本が出ていたり、良質な投資環境が出来ています。

それでも投資本の中には怪しそうなやつもあります。そこで僕が最初に読む本としてまずお勧めできるのは、

山崎元、水瀬ケンイチ「ほったらかし投資術」です。

インデックス投資の本ですが、個別株式をやりたい人も、最初の基礎知識として読んで損はありません。この本は内容も素晴らしいのだけど、820円という大金を投入して購入する前に、ネットで著書の名前を検索し出てきた記事を読むことで著書の主張が大体掴めることです。

その少しの労力を使うことで自分に合った本かどうかが分かり※、駄目本を買って820円損をするリスクを冒さないで済むのです!余計なリスクは何であれ、背負う必要はありません。

 

※「内容が良い」本でも、自分と相性が合わず読めない本 というのはたくさんあります。時期が来れば読めるかもしれませんが、この手の実践本は、今読めないと意味がないです。

災害時におけるゆうちょ銀行のアドバンテージ

結論:個人のできる災害対策としてゆうちょ銀行の口座に20万円預けておくべし!・・・金利低いけどね。

マイナンバーカードや運転免許証などは顔写真付きの身分証明書になる。あまり知られていないが、大規模な災害時に通帳や印鑑がなくても金融機関でこれらを提示すれば、銀行で10万円、郵便局では20万円まで預貯金を引き出せる。

防災アドバイザーが使う「災害に備える財布」の中身 「入れておくべき必要最小限の小銭は630円」

九州北部豪雨、それから佐渡市の豪雨災害の報道を見ていると、「いきなり水位が上がってきて、着の身着のまま避難しました。」という人が結構いましたね。

東日本大震災で津波に襲われた際も、着の身着のまま逃げますわな。

逃げてしばらくは避難所にお世話になるにしても、各家庭の復旧作業には先立つものが必要になります。そんな時、「お金は預けてあるんだけど、被災して通帳やキャッシュカードがない。さらには身分証明がないから下ろせないかも」 なんて。そんな時、お金はおろせるのでしょうか?

地震で通帳キャッシュカードがない、するとお金は下ろせない?

大地震などが起こると、・・・国は金融機関に対し「預金通帳や印鑑を紛失した場合における預金払い戻しへの柔軟な対応」をすることも要請しています。それを受け、多くの銀行では本人確認ができれば限度額10万円まで、ゆうちょ銀行では限度額20万円までの引出しに応じています。店舗を持たないネット銀行では、本人しか知り得ない情報を電話確認することで、他の金融機関の本人名義口座に10万円を限度として振込みを行うなどの対応がされました。

忘れた頃にやってくる! 災害時に知っておきたいお金の知識

まとめるとこんな感じ。

  • 東日本大震災では、「融通せよ」国から金融機関に要請が出た
  • 結果、本人確認ができれば、多くの銀行では10万円まで、ゆうちょ銀行では20万円まで引き出しに応じた。
  • 当然ですが、ネット銀行は他の口座振り込みで直接現金は出ない。

ネット銀行は支店がない代わり、高利率の定期預金を提供したり、ネットで振り込みが無料で出来たり平常時は非常に便利です。ですが災害時には実店舗がないので、その場で現金を手に入れられることはできません。 それに、大災害時にシステムがダウンしたら弱い。

平常時しか考えてなかったから気が付かなかったけど、ここ盲点でしたね。

店舗のある銀行は融通の利く対応をしてくれそうですが、その中でもゆうちょ銀行は引き出し限度が他行の倍と、太っ腹です。さすが元国営事業。一応民営化しても、法律でユニバーサルサービスを義務付けられているので、災害対応は安心です!

日本郵便株式会社法において、金融のユニバーサルサービスの提供の責務を果たすために日本郵便(株)が営むべきものとして、「銀行窓口業務」(銀行代理業)と「保険窓口業務」(生命保険に係る保険募集及び保険会社の事務の代行)を規定している。   総務省

本人確認なんですが、免許証も無い場合はどうするんだろ?ゆうちょの場合、「本人確認ができない場合も相談ください!」だそうで、まずは相談してみるのが吉かと。他の銀行も同じ対応でしょうが、限度額が違うのは大きいですね。

東日本大震災に関するよくあるご質問

Q,地震の被害により、通帳、印章、キャッシュカードを持っていません。払戻しをすることは可能ですか。

A.通帳、印章、キャッシュカードをお持ちでない場合も、運転免許証等のご本人さまを確認できる証明書類をお持ちであれば、店舗・郵便局の窓口でお一人さま20万円までの払戻しが可能です。
ご本人さまを確認する証明書類をお持ちでない場合の取り扱いについては、お近くの店舗・郵便局にご相談ください。 ゆうちょ銀行

田舎なら「人力顔認識システム」が使えるかも。古株のおばちゃん行員による「ああ、〇〇さんの息子さんね」停電時でも稼働が期待できる画期的なものです(笑)。とすると農協が最強。一方都会では・・・? それでも、信用金庫やゆうちょなど、地元に密着した窓口のほうが、対応は期待できるでしょう。

もう一つの視点も忘れてはいけません。広域避難が必要だったり、土砂崩れでその地区から離れなければいけない場合も考えないと。そんな時、ゆうちょは日本全国に24,000も支店があるから、広域避難した時も対応しやすいはず。

つまり、ゆうちょはローカルと広域(国内)の機能を兼ね備えた、災害時に頼りになる総合金融機関と言えます。

Q.県外で避難生活をしていますが、近くの店舗や郵便局でも非常払いや通帳等の再発行の手続きはできますか。

A.全国の店舗や郵便局で非常払いや通帳等の再発行のお手続きが可能です。お手続きの際に、店舗や郵便局にご事情をお申し付けください。

ゆうちょ銀行

ってことで、僕は高利率のネット銀行をメイン口座にしましたが、災害時にそなえ、常時ゆうちょ銀行に20万円預金しておくことにするだす。 これも立派なリスク分散です。