京都の安目で旨いもん

あくまで、当社比ではございますが・・・

①イノダコーヒ本店 ロールパンセット

ロールパンセット

京都は昔ながらの喫茶店文化が盛んだそうですが、とりあえず「ここは行っとけ」という店のようです。あちこちに支店があるんですが、とりあえず本店行くだろ と開店時間(朝7:30)に突入。地元の常連客の方も、ゆっくりと新聞を読んでます。僕の場合は、毎日来られる値段じゃないけど・・・。このセットは880円と安くはないですけど、ロールパンのエビフライは全く臭みを感じませんし(安いエビって結構匂いますよね)、ポテトサラダもきちんと造られています。(ポテトサラダって、きちんと造るとけっこうめんどくさい)         ここの名物である、最初から砂糖とミルクの入った濃い目のコーヒーも、なかなかおいしい(僕は普段、ブラックコーヒー派ですけど)。

旅先の思い出に良いでしょう。 他の日は宿の人に聞いて、安いお店で食べるとよいと思います。コーヒー、トースト、ゆで卵で600円くらいの店で、コーヒーがおいしいと、朝から幸せですね。

定休日:無休  営業時間:7:30〜(本店) 電話番号:075-221-0507

住所:京都府京都市中京区堺町通三条下ル道祐町140

②招福亭支店 茶そばセット

親子丼とミニ茶そばセット

昨日の記事でも少し紹介しました。 昼時のセットだと700円です。これは安い。丼の卵は京風のトロトロ。これに出汁がよく利いて大変うまし。「おいしかった」と言ったら、おばさん本当にうれしそうで、こちらもうれしかった。ごちそうさまでした。

定休日:無休  営業時間:平日11:00〜15:00?  電話番号:075-871-3065

住所:京都府京都市右京区太秦上刑部町19-32

③「一和」か「かざりや」 あぶり餅

あぶり餅

今宮神社と大徳寺の間にある茶店。向かいの「かざり屋」とどっちがいい?と聞かれても、どっちもおいしい としか言いようがありません。。前にかざり屋に入ったから、今度は一和にしようかな ってレベルです。少し離して店を建てるか、定休日をずらしてくれると、お客としては選びやすいと思うんですけど(笑)。

小さなきなこ餅に白みその甘い餡をかけて、炭火で焙って香ばしくした餅。小さいからいくらでも食べられる気がします。 急須にお茶をたっぷりくれて(さすがにあまりうまい茶ではないけれど)、これで一人前500円は、場所代も考えると格安です。

大徳寺は少し不便な場所にあるんだけど、これを食べに行ってしまいました(笑)。

定休日:水曜  営業時間:10:00〜17:00?

住所:京都府京都市北区紫野今宮町96

④京都御苑 中立売北休憩所 たぬきうどん

たぬきうどん 煮物と漬物付 ごはんが欲しい・・・

たしか750円だったと思うなあ。関西でたぬきうどんというと、天かすが載るんじゃなくて、あげにあんかけのうどんが出てくる とのことなので、頼んでみました。

おいしい。あんのおかげでなかなか冷めないから、冬の寒い時期に最高だと思うね。夏だと暑くて大変だけど。これは冬に自宅でも再現したいメニューですね。あと、薪ストーブが設置されています。冬にはここで御苑を眺めながら、薪ストーブでほっこりできる感じです。意外と穴場?

ついでに。隣の売店では、京都らしい和菓子のお土産を、小分けした手ごろな値段で買うことができます。有名店も含まれているようですね。あちこち買い回らなくてもいいので、こちらも穴場の土産物店かも。僕が行ったのは15時くらいでしたから、ガラガラでしたし。

こういう便利なお店は、京都駅か、西本願寺の売店にもありますけど、小分けして売ってくれるところはあんまりないですからね。

「わざわざお店まで行かなくても、ここでたいがい揃いますね〜」と言ったら、店の人がにやっとしてました。もちろん、店回りも、それはそれで楽しいと思いますけど。

あ、でも御苑には、駐車場はなさそうですねぇ。自転車か徒歩がお勧めです。

定休日:無休  営業時間:9:00〜16:30  電話番号:075-231-8711

住所:京都市上京区京都御苑3

⑤旬彩いまり 朝食

いまり 朝食

安くはないですが、「京都のおばんさい」食べてみたくて奮発しました。 1382円(税込)。

朝は7:30からやってます。時間が早いのと、頼んだ時間に合わせご飯を炊いてもらえますので、予約をしておきましょう。

1人1人窯でご飯を炊いてもらえます。「おこげ付き、米が立って光ってる」理想形のご飯が頂けます。ただし全部食うと茶碗2杯半かな・・・・おかずも多いので制覇は諦めたほうがいいかもしれん、ゲップ。 ま、少量のお米は、おいしく炊くのが難しいし、このくらいのロットは必要なんでしょうね。あと主夫的には、釜にご飯がこびりつくと洗うの大変なのよ〜。

みそ汁、漬物、先付、魚の西京焼き、おばんさい二品、出汁巻卵、サラダ、海苔。おばんさいは、レンコンの煮たと卯の花(おから)でした。 「嫌いなら別の皿に変えますから、おっしゃってくださいね」だそうです。僕はシイタケが嫌いなので、それが入ってる卯の花は嫌なんですが。ついでに卯の花ってパサパサして、どうも好きになれないんですが、

でも卯の花なんておばんさいの神髄だと思ってますから(安いもんをいかにうまく食べられるようにするか)、食べるしかないでしょう!

パク。あら、パサパサしてない。むしろなめらかでおいしい。シイタケは・・・無表情で食べましたけど、相変わらずマズイ。年をとっても、この味覚だけは変わらん。かなわんわ。

おいしいんだけど、少し多すぎますね。個人的にはサラダと海苔は要らないな。特に海苔はパック入りだったし。せめて袋から出してさらに出すと、感じがいいと思うんだけど。

「僕は本来嫌いなんですが、ここの卯の花おいしいですね。どう煮てるんですか?」

「皆さん驚かれますね。うちのは鍋ギリギリまで出汁を入れて、それを一時間煮込むんですよ」

一時間!(絶句!)そりゃなめらかになるわけですよ。ま、なかなか家庭料理ではそこまで行けませんが、この味なら僕でも食える!。おからは節約生活に欠かせないから、頑張って工夫してみよう。

定休日:火曜日  営業時間:7:30〜10:00  17:30〜

電話番号:050-5869-6817(予約専用)075-231-1354(問い合わせ専用)

住所:京都府京都市中京区西六角町108

 

静かな京都を旅するなら、太秦は狙い目かも?

「太秦」と書いて「うずまさ」と読む。 知らないと絶対読めませんよね、これ。ここは、昔の氏族「秦氏」の本拠地です。 秦氏は中国からの渡来系の氏族で、都が奈良から京都(平安京)に移った際も、渡来人の持つ技術力や財力を頼りにしたとかで、歴史を紐解くときに気になるワードの一つです。 気になる人は、秦氏(wiki)をどーぞ。楽しめますよ。

この界隈を旅するなら、京福電鉄、通称「嵐電」の嵐電一日フリー切符を使うのが便利です。1回乗車に220円かかるところ、1日乗り放題で500円ですから。しかもいろいろ特典がついて、一番良いのは京福嵐山駅の足湯の利用料50円割引(200円→150円タオル付)になること。歩いて疲れた足を労わってあげましょう。

かわいい嵐電

さて、この界隈の一番の見どころと言えば、広隆寺 ですね。 広隆寺と言えば国宝「弥勒菩薩半跏思惟像」で有名ですね。秦氏の氏寺で、実は京都最古の寺院です。 少し郊外に離れているので、実は僕も初めて行ったのですが、この寺の魅力は以下の通りです。

①「弥勒菩薩」はもちろんのこと、収蔵している仏像が素晴らしい。

有料(700円)ですが、一見の価値あります。弥勒菩薩以外に十二神将像とか重要文化財クラスの仏像がずらりと並んでいて、ほの暗い収蔵庫の中で自然と厳かな気持ちになります。古くからの仏像ですと、手に持っている様々な道具(錫杖とか、剣とか)はたいてい欠落しているものですが、ここはすべて残っています。どれだけ大事に保管されてたんだか。あと、ここで焼き物の仏像を拝観しました。解説には何気なく「三彩」と書いてあり、「唐時代」と書かれていました。ということは、これが陶磁器で有名な「唐三彩」なんですかね?初めて見ました。

②空いてる!

このクラスの寺として珍しく「世界遺産」に含まれていません。僕が行ったとき、外国人観光客は一人もいませんでした、日本人が数人と修学旅行の中学生たち。嵐山は人で溢れているというのに。まあ市内から離れ、通常の観光コースからはまず外れますから、日本人でも来るのは「弥勒菩薩を見たい」という目的がある人だけでしょう。おかげさまで、ゆっくり拝観できました。

③庭もきれいだよ。

有料のエリアになりますが、庭もきれいに手入れされています。僕は大徳寺の高桐院の庭の青もみじとコケ、背景に竹林を配した庭が大好きだったのですが(石組の枯山水庭はあんまり好きじゃない)、残念ながら、結構コケが荒れちゃってまして・・・。

広隆寺の庭
高桐院の庭

あ、広隆寺を見たら、裏手にある「大酒(おおさけ)神社」を見ておきましょう。神社自体は大したものはありませんが、見るべきは神社の由緒書(笑)。この神社の祭神は、なんと秦の始皇帝(と子孫の弓月君と秦酒公)

秦の始皇帝の十四世の子孫「功満王」が、ここに神社を建てたそうです。そのときは災難を避けるという意味で「大辟(おおさけ)神社」だったそうで。子供の「弓月君」は、朝鮮半島から一万九千人!を引き連れて日本に帰化し、朝廷に宝物をたくさん献上しました。孫の「酒公」は蚕を飼い、山のような(うずたかく)絹織物を朝廷に献上したので、時の天皇は狂喜し、酒公に埋益(うずます)という姓を与えたそうな。これが地名に効いてくるわけですね。  中国系は祖先を祭るわけで、祭神は秦の始皇帝なのです。中国広しといえど、始皇帝を祭るところはないんじゃないかねぇ? ひっそり異国で神としてまつられています。こういうとこ、神道はおおらかでいいですな。

大酒神社

さらに、すこし歩きますが、蚕に関係した「木嶋坐天照御魂神社」略称「木島神社」あるいは「蚕の社」 も見ておくとよいかもしれません。歴史は不明ですが、秦氏と関係しているようです。

境内には、涸れていますが「元糺の池(もとただすのいけ)」があり、そこに鳥居が立っています。「糺」といえば下加茂神社の「糺の森」が有名ですが、ここの社叢は「元糺の森」というそうで、何やら下加茂神社とのつながりが・・・疑われますねぇ。

そういえば加茂神社の神官は加茂氏(鴨長明は子孫)ですが、「秦氏と関係が深い」そうですから、何かありそうですね。

ま、この池は涸れてて残念ですが、中に三本支柱の鳥居があるのでそれを見ておきましょう。「京都三鳥居」の1つだそうです。それから、参道にある「招福亭 支店」の茶そばと親子丼のセットはおいしいのでぜひ食べていきましょう。京都風のトロトロの卵と、甘い出汁がたまらんですわ。あの世での幸せも大事ですが、現世の幸せを700円で味わいました。

食べログだと開店時間が不明ですが、僕は月曜日の11時に入ってやってましたので、参考まで。

静かな散策が終わったら、嵐電に乗って嵐山でにぎやかな観光を楽しみましょう。ただ、一見さんの多い観光地ですから、お値打ちな食事処は期待できないかもしれません。フリー切符を使って足湯に浸かるくらいにしたほうがいいかもなぁ。

木嶋神社の鳥居
親子丼と茶そばのセット